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ナフィアスの知名度を高め、急成長の原動力となったのはコロナ禍で需要が拡大した高機能マスク。
コロナ禍で、18年をピークに急減した生産量も22年には底を打ち、需要の急回復が見込まれる状況に。
23年5月にコロナ禍から経済活動が正常化し、約34年ぶりの円安水準が輸出主導の企業を中心に追い風となった。
同社のマーケティング担当者は「来場者数はコロナ禍前に回復してきた」と話した。
コロナ禍やエネルギー価格の高騰など事業環境が不透明な中で「足元の事業基盤をしっかり固めること」を狙いにした中計で、「収益力の回復・強化は成果が出てきた」と捉える。
地方のバスやタクシーの減少、コロナ禍後のドライバー不足などに対し、政府は都市部ではライドシェア導入、地方部では自家用有償旅客運送の運用改善などを実施している。
同社は1998年の第1便の就航から民事再生、コロナ禍、再上場を経て、新たな成長ステージに入る重要な節目を迎える。
