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[ 化学・金属・繊維 ]
(2016/3/16 05:00)
富士フイルムは6月に、研究・開発(R&D)拠点専用の化学物質のリスクアセスメント(評価)を導入する。試験設備や施設ごとにあらかじめリスクの基準を決め、実験などで化学物質を扱う前に基準内かどうかを調べる。6月施行の改正労働安全衛生法では化学物質が作業者に与えるリスク評価が義務化される。同社はR&Dの実態に合ったリスク評価手法を策定し、法改正に対応する。
新たなリスク評価を導入するのは、先端コア技術研究所など国内10カ所以上のR&D専門拠点と、工場に併設する研究部署。
改正労働安全衛生法では、化学物質の種類と使用量、作業環境によって作業者に健康被害が起きるリスクを明らかにすることが義務化される。
リスクが大きければ換気をしたり、マスクを着用したりして体内に取り込まないようにしてリスクを下げる。同社の製造現場ではすでにこの方法でリスク評価が実施されている。
一方、R&Dは使用する物質...
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(2016/3/16 05:00)
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