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[ 医療・健康・食品 ]
(2016/3/28 05:00)
製薬各社がアジア事業を強化する。エーザイはインドで2020年度までに他メーカーからの製剤受託を始める方針。日医工は18―19年に、フィリピンで製造販売の申請をする計画だ。広貫堂(富山市)は香港やシンガポールなどで製品の供給を増やし、18年度の海外売上高を15年度見通し比約2倍の20億円とする。国内は薬価改定や後発薬普及で競争環境が変化しており、各社は海外展開を急いで収益構造を改善する。
エーザイはバイザッグ工場(ビシャカパトナム市)で17年末に原薬の受託生産を始める予定。20年度までに後発薬メーカーから製剤の受託を目指す。
同工場の年産能力は20億錠。現在はインドと日本向け自社製品の原薬生産と製剤を手がけ、年間約15億錠を製造している。製剤受託で生産能力が不足した場合、日本向け製品の製剤を川島工園(岐阜県各務原市)へ移す。
エーザイは認知症薬「アリセプト」など国内の主力製品が後発薬の...
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(2016/3/28 05:00)
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