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(2016/7/20 05:00)
大和ハウス工業グループは4月に発生した熊本地震の被災者を支援するため、アザラシ型ロボット「パロ」31台の寄贈を決めた。高齢者や子どもの“心のケア”を支援するのが狙い。熊本県内18カ所の特別養護老人ホームに26台、甚大な被害を受けた益城町に5台、19日から順次届ける。
セラピー用サービスロボットのパロには、動物とのふれあいを通じてストレス軽減やコミュニケーションの活性化などをもたらすアニマルセラピー効果が期待できる。認知症や統合失調症などの患者を落ち着かせ、不安やうつを軽減する効果があり、米国では医療機器としても認められている。
パロは知能システム(富山県南砺市)が製造し、大和ハウスは2010年からリース・レンタル販売を行っている。
(2016/7/20 05:00)