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[ ICT ]
(2016/9/5 05:00)
富士電機はIoT(モノのインターネット)事業に参入する。工場でのエネルギー利用の効率化や、生産設備の稼働率向上につながるサービスを提供する。既存のコア技術を使ってIoT基盤を構築し、スムーズな導入や短期間での課題解決を実現した。IoT関連売上高で2016年度に250億円、18年度に600億円を目指す。電機メーカーでは東芝も簡単に運用を始められるIoTサービスを始めるなど、導入しやすさも競争軸になってきた。
富士電機は4月にIoT事業戦略の司令塔となる部署「IoTプロジェクト室」を16人で立ち上げた。自社開発のIoT基盤を使って、工場やプラントのエネルギーや生産設備の利用状況を診断・分析し、需要や環境条件を予測した上で最適な稼働計画などを提示する。IoTプロジェクト室と、産業インフラなどの事業部門とが連携して営業展開する。
同社のIoT基盤は導入しやすさが特徴の一つ。工場やプラントで幅広...
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(2016/9/5 05:00)
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