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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/9/10 05:00)
デンソーは9日、富士通テンの出資比率を現在の10%から51%に引き上げ子会社化することで現親会社の富士通、第2位の株主のトヨタ自動車との間で基本合意したと発表した。2016年度内をめどに最終的な契約を締結する。自動車向けICT(情報通信技術)関連製品を手がける富士通テンと関係を深め、先進運転支援システム(ADAS)・自動運転技術の開発を強化する。
出資比率は富士通が55%から14%に下がり、トヨタは35%のままとなる。富士通テンはカーナビゲーションのほか車載ECUやミリ波レーダーなどを手がける。子会社化によりADAS・自動運転技術や電子基盤技術の開発スピードを上げる。
デンソーとトヨタは1973年に富士通テンに資本参加した。デンソーと富士通テンはこれまで事業面ではカーナビの開発などで協力してきた。
(2016/9/10 05:00)