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[ エレクトロニクス ]
(2017/1/16 05:00)
コニカミノルタは車のフロントガラスを通して、情報を表示する奥行きを変えられる3次元(3D)拡張現実(AR)ヘッドアップディスプレー(HUD)を開発した。例えば、車道へ飛び出してきた人に警告情報を重ねて表示し、運転者との距離と位置を瞬時に把握できる(イメージ)。とっさの判断を助け、より安全な運転を支援する。中・高級車での利用を想定し、2018―19年の市場投入を目指す。
周囲のセンシング情報を基に、運転者から10―200メートル範囲にある対象に情報を重ねて表示できる。近くの車と遠くの歩行者といった異なる場所に同時に投写でき、動いている対象も追従する。
従来の平面的なAR HUDでは、歩行者などの対象や運転者の姿勢が動くと、AR画像と対象の重ね合わせがずれ、視認に時間がかかる。緊急停止かハンドル操作か、最適な運転操作を瞬時に判断するには、この表示ずれが課題になる。
コニカミノルタは独自の光学技術を使い、3DでARを表示できるハードウエアを開発した。顧客の要望に応じて他社製のセンシング技術と組み合わせて提供できる。
(2017/1/16 05:00)
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