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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/9/20 05:00)
トヨタ自動車は19日、市販車のスポーツカーシリーズを一新し、新ブランド「GR」を投入したと発表した(写真)。数量限定販売の「GRMN」を頂点に、量販スポーツモデル「GR」、ミニバンなどにも設定する「GRスポーツ」、アフターパーツ「GRパーツ」で構成する。発表会にサプライズで登場した豊田章男社長は「大衆車を多く売ることが使命だと思っているが、トヨタでもおもしろいクルマをつくれると示したい」と意気込んだ。
新ブランドはこれまでのスポーツカーシリーズ「Gスポーツ(通称G‘s〈ジーズ〉)」から刷新した。第1弾としてGRは小型車「ヴィッツ」に、GRスポーツはヴィッツやプラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」、スポーツ多目的車(SUV)「ハリアー」、セダン「マークX」、ミニバン「ヴォクシー」「ノア」に設定して同日発売した。2017年度に9車種で展開する。
また、17年度中に販売店と地域拠点「GRガレージ」を全国で39店舗開設し、専任スタッフ「GRコンサルタント」も配置する。従来の「エリア86(ハチロク)」は18年3月末までに全店閉鎖する。
(2017/9/20 05:00)