【電子版】西室泰三氏が死去、東芝や日本郵政社長を歴任

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  西室泰三氏（時事）

　東芝元社長で東京証券取引所の会長や日本郵政の社長を務めた西室泰三氏が死去したことが１８日わかった。81歳だった。１９６１年に東京芝浦電気（現東芝）に入社し、９６年に社長に就いた。米国駐在が長く国際派として経営手腕を発揮した。

　０５年には東証の会長に就任。その後、１３年に日本郵政の社長に就任し、同社の東証１部上場を進めた。体調不良を理由に１６年、郵政社長を退任した。経済人としての活動にも精力的で日本経済団体連合会副会長を務めたほか、戦後７０年談話作成のために安倍晋三首相が設置した諮問機関の座長を務めた。