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[ エレクトロニクス ]
(2019/9/6 05:00)
パシフィコ横浜(横浜市西区)で開催中の「2019洗浄総合展」(日本洗浄技能開発協会、日本産業洗浄協議会、日刊工業新聞社主催)で5日、日本電子デバイス産業協会(NEDIA)の泉谷渉副会長(産業タイムズ社社長)が特別講演を行った。テーマは「激動の時代を迎えた電子デバイス産業の未来構図」。
泉谷氏は冒頭、米中貿易戦争の激化が世界経済にとって最大の不安要因になっていることに触れ、「トランプ米大統領も習近平主席も一歩も引かない。5年間は続くのではないか」との見解を示した。その上で「貿易戦争の結果、(世界の)設備投資の流れは中国には向かず、米国に向いている。供給地として好立地な日本にも向いている」と潮目の変化を強調した。
電子デバイス業界の市場動向については、「DRAMやNAND型フラッシュメモリーの状況は良くないが、12月くらいから復活するだろう」と予測。「2020年の半導体と電子部品はかなり良い所まで回復する。設備投資は対19年比で15%以上伸びるだろう」と語った。泉谷氏は今後、半導体が伸びる市場として、車載用半導体や車載・監視用に使われるイメージセンサーなどを挙げた。
(2019/9/6 05:00)
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