企業リリース Powered by PR TIMES
PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。
(2017/9/25)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:愛媛県松山市
〇飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋
〇道後温泉本館には無い露天風呂も誕生
〇昔の浴衣といわれる湯帳(ゆちょう)を着て入浴体験ができる
〇愛媛の伝統工芸の匠とアートがコラボレートした装飾展示品が楽しめる
〇特別浴室は、道後温泉本館にある又新殿(皇室専用浴室)を再現
「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」が9月26日(火)にオープンします。3000年の歴史を誇る道後温泉は、有馬温泉(兵庫)・白浜温泉(和歌山)と並ぶ日本三古湯の一つです。飛鳥乃湯泉の建物コンセプトは、西暦596年聖徳太子の来浴や、661年女性の帝 斉明天皇の行幸などの物語や伝説が残る日本最古といわれる温泉にふさわしい、飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋です。泉質はアルカリ性単純泉、きめ細やかな日本人の肌にピッタリのなめらかなお湯で、湯治や美容に適しています。道後温泉本館と同じく、全国でも珍しい加温も加水もしていない源泉かけ流しの「美人の湯」を満喫することができます。
開放的な大浴場と、道後温泉本館には無い露天風呂、また皇室専用浴室の又新殿(ゆうしんでん)を再現した特別浴室を設え、昔の浴衣(よくい)「湯帳(ゆちょう)」を着ての入浴体験もできます。さらに、約60畳の大広間休憩室と、内装が異なる5つの個室休憩室を設え、道後温泉ならではの「おもてなし」のお茶とお菓子が楽しめます。
築120年を超える道後温泉本館に続き、新たな温泉文化を発信する飛鳥乃湯泉
また、館内は「太古の道後」をテーマに、道後温泉にまつわる伝説や物語などを「愛媛の伝統工芸」と「最先端のアート」をコラボレーションした作品で演出し、「温泉の癒し」と松山・道後でしか体験できない、感性を刺激する「新たな温泉文化を発信する拠点」を目指します。
是非、「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」で太古の道後から現代まで温泉と文化をお楽しみください。
【道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 概要】
□名 称 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
□運 営 指定管理者 道後温泉コンソーシアム
□住 所 愛媛県松山市道後湯之町19番22号
□定休日 12月に1日のみ臨時休業あり。
□駐車場 市営駐車場(道後温泉駐車場・道後温泉祝谷東町駐車場)などをご利用ください。
□アクセス 松山空港からリムジンバス「道後温泉駅前」まで約40分 松山観光港からリムジンバス「道後温泉駅前」まで約43分 JR松山駅から市内電車「道後温泉駅」まで約25分、 同、路線バスで「道後温泉駅前(バス停)」まで約25分 道後温泉駅より、徒歩5分
□ホームページ 飛鳥乃湯泉公式ホームページ https://dogo.jp/onsen/asuka
□営業時間・利用料金
□各施設
<外観 道後温泉の伝統や伝説を再現>
・屋根の上には、道後温泉本館のシンボルである塔屋を配置
・中庭には、聖徳太子が訪れた当時の道後温泉の「椿の森」を再現 (12月に完成予定)
・屋根の上には、鴟尾(しび)を設置
制作者は、菊間瓦を手掛ける女性「鬼師」の菊地晴香さん。 高さ約86cm 幅約77cm 重さ約80kg
<内観 愛媛の伝統工芸と最先端アートがコラボレーション>
・エントランスには、日本三大かすりの一つ「伊予かすり」を使ったのれん(白方興業)。空気を浄化する「ゼオライト和紙」を使い、「山門」をイメージしたシェード(佐藤友佳理)。世界遺産「薬師寺西塔」等の再建に使われた「千年の釘」といわれる「和釘」を使用した道後温泉のシンボル「湯玉」の装飾壁(白鷹興光)などの作 品がお出迎えします。
・浴室(大浴室)の壁画には、砥部焼(山田ひろみ)の陶板壁画を設置。男湯は、山部赤人の歌をテーマに、女湯は、額田王の歌をテーマに制作した作品が楽しめます。
・浴室「露天風呂」には、全国2位の生産量を誇る媛ひのきのデコラパネルによる装飾壁が楽しめます(河野興産)。鎌倉時代に製造が始まったと伝えられる「菊間瓦」による行燈(菊地晴香)も設置しています。
・特別浴室は、本館にある皇室専用浴室・又新殿(ゆうしんでん)を再現。伊予簀(いよす)による御簾(みす)を制作(井原圭子)。簀は和紙をすくための道具で1つ編むのにも長い時間を要します。この簀を使った御簾が、浴室と和室を柔らかく遮ります。
・湯釜は、愛媛県の大島から採石された「大島石」を使用。道後温泉本館の湯釜を見て、当時の職人の魂に触発された、石匠の渾身の作(山田浩之)。
【道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 概要】
□各サービス
<肌を出さずに入浴できる「道後湯帳」をご用意>
・湯帳とは、「ユカタビラ」ともいわれ、昔、一定以上の身分の方が入浴時に着用したと考えられています。地元と帝人フロンティア(株)が協力して開発し、着たまま入浴しても水を吸わず、べたつかないのが特徴。その上、湯上りに寒くならず、肌が透けにくい等の課題も克服し、約5年の歳月をかけて開発されました。手術をされて跡が気になる方や、肌を見せたくない外国人観光客の方も入浴を楽しめます。
※湯帳:左より薄蘇芳色 うすおう(桃色)、老竹色 おいたけ(緑色)、鳩羽紫色 はとばむらさき(紫色)
<休憩室 愛媛の匠の技と伝統から生まれた作品を展示>
〇大広間休憩室 ~約60畳の大広間~
・大広間休憩室には、国指定の伝統的工芸品である「大洲和紙」とギルディング(金属箔)加工技術の融合による「ギルディング和紙」で、天吊りシェードと照明を制作(齋藤宏之)。 道後温泉を訪れた聖徳太子が編み方を伝授したといわれる「伊予竹細工」で、行燈を制作(西川静廣)。憩いの時間を演出します。
〇個室休憩室 ~道後温泉にまつわる伝説を表現した5つの休憩室~
個室1.「白鷺の伝説」
・「白鷺(しらさぎ)伝説」をテーマに、水引細工の技を用いて、白鷺が元気になって飛び立つまでの様子や、温泉の湯文様をイメージした作品を飾ります。水引の二大生産地である四国中央市の職人による水引細工の技を用いた作品(伊予水引金封協同組合)。
個室2.「玉の石の伝説」
・「玉の石伝説」をテーマに、和紙でできた筒にもち米を糊にした防染糊を入れ、それを絞り出しながら手描きで模様を描く「筒描染(つつがきぞめ)」で、製作過程の特徴なども生かした作品を壁面に飾ります。八幡浜市の「筒描染」による作品(若松智)。
個室3.「聖徳太子の来浴」
・聖徳太子が道後温泉に来浴された際、残したとされる「湯岡の碑文」に描かれていた「椿の森」をテーマに、現在では国内最大規模のタオル産地を形成している「今治タオル」で、椿を表現します。タオルで世界初のフルカラー表現を実現した「五彩織り」の技術で新たな表現にチャレンジしています(藤高)。
個室4.「天皇の行幸」
(舒明天皇(じょめいてんのう)・斉明天皇(さいめいてんのう)など)
・飛鳥~平安時代にかけて多くの皇室の方々が道後温泉に来訪されたことをテーマに、その当時、見られたであろう道後温泉の情景を、今治市の桜井漆器がこれまでにないサイズの作品作りと新たな空間表現に挑む蒔絵の作品(渡邊修峰)。
個室5.「伊予の湯桁」
・「伊予の湯桁(ゆげた)」をテーマに、100種類もの彫刻刀を使い、西条市の「西条祭り」とともに発展してきた西条だんじり彫刻の技を用いた彫刻作品(石水信至)などが、源氏物語で道後温泉を「伊予の湯桁」として描写されていた当時の賑わいを表現します。
【道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 概要】
□各サービス、取り組み
・入浴のお客様に貸し出される浴衣は、道後温泉に伝わる足に傷を負った白鷺が岩間からわき出す温泉で傷を癒やしたという「白鷺伝説」などがモチーフになっており、13種類の動物をデザイン。浴衣と制服のデザインは、道後温泉のアートイベントに協賛するセレクトショップ「ビームス」が手がけた。9月2日からスタートした「道後オンセナート2018」の作品の一つでもある。
<おもてなしの心をこめた 新作のお茶菓子>
・道後温泉本館といえば、湯上りに休憩室で提供される「お茶」と「お茶菓子」が楽しみの一つですが、120年以上も続いているおもてなしが、飛鳥乃湯泉でも味わえます。
「道後夢菓子噺」(どうご むかしばなし/一六本舗)
「道後つばき花餅」(どうご つばき はなもち/亀井製菓)
<松山市道後温泉限定の入浴剤>
・道後温泉旅館協同組合と入浴剤メーカー株式会社バスクリンの共同企画による薬用入浴剤「日本の名湯 道後 椿の香り」を新発売。(5包 メーカー希望小売価格、税抜き600円)
聖徳太子が道後温泉ご来浴時に詠ったと云われる「椿の森」をイメージした香りや華やかな赤紅色が特徴。
道後のホテルや商店街で限定発売。
<本市と「つばき」の関係・「椿パートナー協定」について>
・市内に自生し、古くは「伊予国風土記」逸文にも聖徳太子のことばとして道後温泉に椿の茂る様子が載せられるなど、昔から親しまれ、昭和47年に市花に制定されました。松山総合公園の椿園では、500種(和種300、洋種200)を超える椿が10月下旬から3月下旬に見ごろを迎え、市民の皆さんを楽しませています。
また、平成26年3月には互いに深い結びつきがあり大切にしてきた 『椿』を縁とし、花椿マークを社章とする「資生堂」と「椿パートナー協定」を締結し観光分野など相互の発展のために連携することとしました。
今年、平成29年7月24日に資生堂の東京本社で平成30年7月31日までの協定を再締結し、道後温泉本館及び道後温泉別館 飛鳥乃湯泉をメインとしたプロモーションを共同で展開していきます。
特に飛鳥乃湯泉では、聖徳太子が道後へ立ち寄られたときに、温泉郷に椿が生い茂っている光景を、まるで寿国にいるようだと称えられた記録が残っていますが、その寿国を資生堂から提供いただく100本の椿と、地元の椿協会から提供いただく椿を植樹し、再現します。
また、9月のオープニングと椿の森が再現される12月のグランドオ ープンでは、おもてなしで、来館された方へ資生堂製品のサンプルプレゼントや入浴されたお客さまにワンランク上の美容ケアが体験出来るイベントを計画しています。
さらに、全館に無料でTSUSBAKIのシャンプーとコンディショナーを設置するなど女性の方々を応援する温泉地をともに目指します。
【並行して行われる道後のアートフェスティバル】
□道後オンセナート2018
〈オマージュ(賛歌)〉をキーワードに約20 名のアーティスト作品を展開
愛媛県松山市「道後温泉」では2017年9月より、道後温泉本館が改築120 周年の大還暦を迎えたことを記念して開催された「道後オンセナート2014」 以来、4年ぶりとなるアートの大祭「道後オンセナート2018」を開催いたします。
コンセプトテーマは2014年に引き続き、「アートにのぼせろ ~ 温泉アートエンターテイメント~」です。
2017年9 月2日のプレオープンを皮切りに、2018 年4月14日のグランドオープン、2019年2月28日のフィナーレまでの18ヶ月間、ホテルや街中に設置される作品と多様なイベントを組み合わせて展開されます。10月1日からは、蜷川実花の「道後温泉本館インスタレーション」が開始予定。
□開催概要
名称 :道後オンセナート2018
コンセプト:アートにのぼせろ ~温泉アートエンターテイメント~
会場 :道後温泉及びその他周辺エリア
会期 :2017年9月2日(土) ~ 2019年2月28日(木) 18 ヶ月間
プレオープン 2017年9月2日(土)
グランドオープン 2018年4月14日(土)
□ホテルプロジェクト
3人のアーティストが空間演出した道後地区のホテルや旅館の客室(宿泊・見学可※)
※見学・宿泊は2019年2月28日まで。見学は1,000~1,500円。
宿泊・見学については、各ホテル・旅館へ事前にお問い合わせください。
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。