ベントレー コンチネンタルGT V8、GTC V8 およびフライングスパー V8モデルのアジア太平洋地域への生産を終了

- 東南アジア、台湾、オーストラリア、ニュージーランド向けの4.0リッターツインターボV8を搭載した、コンチネンタルGTおよびフライングスパーファミリーの生産を終了
- 2025年までに全モデルラインでのハイブリッドパワートレインを約束するベントレーのビヨンド100戦略の次のステップ
- ベントレーを象徴する6.0リッターW12の生産終了も迫る
- 53,000台以上のV8エンジンを搭載したコンチネンタル GT、GTC、フライングスパーはクルー工場で手作業で製造
- 東南アジア、台湾、オーストラリア、ニュージーランド向けの注文を終了。6月までに生産完了予定
- 販売店の在庫とパイプライン在庫のみ入手可能性
- 今後数週間以内に後継モデルを発表予定




（シンガポール、2024年5月9日）ベントレーモーターズ アジア パシフィックは本日、コンチネンタルGT、コンチネンタル GTC、フライングスパーの各モデルラインに搭載される現行世代の4.0リッターツインターボV8エンジンの生産終了を発表しました。現行V8エンジンの生産がまず終了するのは、英国、欧州、中近東、東南アジア、台湾、オーストラリア、ニュージーランド地域向けのモデルとなります。

現行エンジンはベンテイガシリーズの一部として存続しますが、コンチネンタルとフライングスパーシリーズの生産終了は、ベントレーのビヨンド100戦略の次のステップへの移行を意味し、2025年までにすべてのモデルラインでハイブリッドモデルを提供することを目標としています。
ベンテイガとフライングスパーはすでにハイブリッドモデルを導入しており、この行程はすでに始まっています。

V8内燃エンジンは、過去75年にわたって多くのベントレーの心臓として重要な役割を果たしてきました。最初のLシリーズV8エンジンは1959年にS2に搭載され、180馬力を発生しました。現在の現行型V8エンジンは、当時のエンジンの3分の2の排気量となりますが3倍のパワーを発生します。

2012年に4.0リッターV8エンジンが導入されて以来、コンチネンタル GT、GTC、フライングスパーのV8エンジンモデルとして53,000台以上が生産され、その1台1台が英国クルーにあるベントレーのドリームファクトリーですべて手作業で製造されてきました。

V8エンジンを搭載したコンチネンタルGT、GTC、フライングスパーの最終モデルは、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、フィリピン、台湾、ベトナムでまだ販売はしていますが、生産はまもなく完了し、6月に最後のデリバリーが行われる予定です。それ以降は、販売店の在庫もしくは輸送中のパイプライン在庫車の販売に限られます。

今日のV8エンジン
現代のV8エンジンを搭載したベントレーは、魅力的なパワーとトルクを発揮するとともに、個性的なエンジン音、航続距離の長さ、W12エンジンに比べてCO2排出量の削減を実現しています。V8エンジンの設計コンセプトは、低排出ガスと最高の効率を達成しながらも、非常に高いトルクを発揮することを保証しています。V8エンジンは、最高出力550PS、最大トルク770Nmを2,000rpmで発生し、4,500rpmまでフラットな台形トルクを維持します。86mmのシリンダーボアにストローク長を合わせた正方形のエンジンは、パワーとトルクの最高のバランスをもたらします。ツインスクロールターボチャージャーの採用により、エンジンはリッターあたり135PSを超えるパワーを発生します。

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000191.000082456.html