大銑産業の第10代目社長に就任した。入社以来、鋳物部門の営業畑を歩んできた。中国・上海と2013年6月に設立したタイの現地法人で「海外展開する顧客に有益な情報提供やビジネスマッチング、現地での材料供給...

村田製作所の傘下に入った新生・東京電波の初代かじ取り役を任された。「子会社になった初日、社員には改めて良い意味で生まれ変わろうと呼びかけた。東京電波の企業文化を尊重しながらも社内用語から“ムラタ方式”...

創業88年の歴史を誇る鉄鋼・紙関連刃物大手。ここ数年は情報産業用刃物・精密機械部品に力を入れてきた。東日本大震災からの復旧・復興、震災前から取り組んできた業務改善という二つの難題に挑む。

NTT西日本では光回線サービスや光電話の開発などに携わった。「光回線は料金の割引などサービスの多様化に尽力した。光電話ではデータや映像の送信で可能性を探った」と思いを述べる。

複雑な形状の部品も製造できる精度の高いプレスを得意とするムロコーポレーション。父親である現会長からバトンを受けた室雅文社長は、「現場を重視する姿勢を引き継ぎつつ、ムダに思うことはやめる。会議は必要最低...

東レ時代はケミカル部門が長く、世界的な化学メーカーとの折衝を重ねてきた。曽田香料においても「自分たちのアイデンティティーを持ち、臆することなく飛び込んでいきたい」と抱負を語る。 シャ...

NTTでは光ファイバーの技術者として、光加入者伝送システムの実用化を目指した千代田パイロットプラントのプロジェクトチームの中心となり、現在の光回線サービスの礎を築いた。「いろいろな装置を組み合わせ、時...

「もともと私は技術屋。専務として経営も勉強してきたが、社長になると重さが違う」と責任をかみしめる。メキシコ拠点と、親会社であるミツバのインドネシア拠点との技術提携を軸にして「グローバル企業に育てる」と...

クラレ本体で生活資材事業部長を兼務。2009年からクラレクラフレックスの社長も務めている。子会社2社の生産拠点や販路の一体運用により、「海外売上比率を現状の数%から10%に引き上げたい...

「一番大事なのは顧客と直接接すること」と、顧客第一主義の営業を重視する。顧客と顔を合わせて対話することで要望を把握でき、次に講じるべき施策や戦略作りにつなげられるという。 伊藤忠商事...

元興銀マン。人事部門や産業調査部に在籍したほか、不動産業界や製鉄業界の営業も指揮した。「確定拠出年金(DC)の加入者は伸びており、年金の記録管理を行う当社にとっても業容を拡大できるチャ...

親会社のニッパツでは営業畑で汗を流した。ネジ製造・販売のトープラに移る直前は購買部門を担当した。自動車産業の生産拡大と現地調達化に対応するため、自らに課せられた課題を「グローバル対応」とする。 ...

三井物産ではプラント事業に携わったあと、衛星放送事業を担当した。スカパーJSATホールディングスの監査役を経て、今回グループ会社の社長に就任した。衛星を利用した通信サービスや映像伝送サービスなどを提供...

アルミや樹脂、金属を使った切削加工による試作品製造を強みとする井上模型製作所の2代目トップに就いた。 創業者で父の和宣前社長(現会長)は70歳を機に世代交代を想定して...

ダイカストや射出成形機などを手がける宇部興産機械の社長に就任した。宇部興産の全額出資子会社で、本体の執行役員機械・金属成形カンパニー機械部門長でもある。グループの産業機械部門を統括する重責だが「自分の...

日清紡績(現日清紡ホールディングス〈HD〉)入社後、ファインペーパーなど洋紙関連の生産管理が長く、現場経験は豊富だ。日清紡HDの中核会社は、50代後半以上のトップが多い。これに対し、自...

液晶カラーフィルターなどのディスプレー材料や、インクジェットのインク、医薬材料といった機能性材料の開発と製造を手がける技術開発型企業だ。製品の供給先は大日本印刷(DNP)グループの国内...

元日銀マンで、主に人事やシステムなど内部管理部門を経験した。また鹿児島や広島などの支店に勤務し、本業に加えて地域活性化にも貢献した気配りの人。セントラル短資では短期金融市場で最適な商品・情報を提供する...

前社長である木村馥取締役相談役の病気療養を受けて急きょ登板。ワイヤ放電加工機など工作機械の営業部門を主に歩き「営業出身の社長は当社初」と温和に笑う。 今期スタートした中期経営計画「S...

技術者出身で社長に就任するのは同社では初めて。「新しい技術や製品に触れる毎日が楽しくて仕方がなかった」と若き日を振り返る。技術者としてのアイデンティティーは今も変わらないが、外資系ITベンダーでの勤務...