記事検索結果

京大など、量子コヒーレンス測定モアレ励起の数制限（2024/9/3 科学技術・大学）

次世代ナノ半導体を使った、量子コンピューティングなど量子技術の応用に向けた一歩になる。... モアレ励起子の量子コヒーレンス時間の判明は、次の段階である量子操作の実験を行う足がかりとなる。 &...

量研機構、SiC量子センサーの温度測定感度10倍半導体の性能向上（2023/9/6 科学技術・大学）

量子科学技術研究開発機構の山崎雄一上席研究員らは炭化ケイ素(SiC)半導体の量子センサーの温度測定時の感度を量子操作により、従来比10倍以上に高めた。... 温度を直接測定せず、磁場の...

光子を量子情報処理に活用するためには、たった一つの光子、すなわち単一光子を任意のタイミングで生成し、量子操作を行い、さらに検出するためのシステムが必要となる。... 今後、更なる発光レートの向上や電子...

NVセンターは量子コンピューターというよりも量子センサーとしての開発が盛んだ。 ... 一方、量子デバイスでは、NVセンターを量子ビットと見立てて、それを一つずつ正確に量子操作するこ...

理研、シリコン量子ビットの初期化技術を開発非破壊で測定、情報操作（2023/6/7 科学技術・大学）

情報処理に必要な量子ビット操作の基礎的実証にあたる。... 量子非破壊測定の1回の結果で操作すると、一方向になる確率を2―7割の間で制御できた。... 1回の測定から量子操作までにかかる時間は0・1ミ...

NanoQT、分散型量子コンピューター開発早大VCから資金調達（2022/8/29 総合１）

ナノファイバー上で1万個ほどの量子ビットを作成し、この量子計算ユニットを光ファイバーでつないでネットワーク化する。... 量子操作と通信をファイバーを伝う光で行うため、複数のユニットを連結させ大規模化...

理研、半導体方式で量子誤り訂正エラー影響無視、汎用量子計算機開発に道（2022/8/25 科学技術・大学）

実験では符号化と符号化の逆操作を繰り返しトフォリゲートで訂正できるか検証した。... 訂正操作によってエラーが発生するためエラーは残る。... 通常のコンピューターのようにエラーを気にせず利用できるコ...

ガリウムヒ素半導体の量子構造、2分の3の偶数分母状態に東北大が発見（2022/2/7 科学技術・大学）

分母が偶数だとエラーに強い量子操作ができると期待されている。新しい物理現象や量子ビットの操作技術の可能性を開く基礎的知見になる。 ... だがエラーに強い量子操作が可能と指摘されてい...

理研、シリコン量子を高精度操作操作忠実度を達成（2022/1/20 科学技術・大学）

量子コンピューターの誤り訂正に必要な操作忠実度を達成した。... 単一量子ビットの操作忠実度が99・8%で、2量子ビットを使った制御NOT操作の忠実度が99・5%。単一操作と制御NOT...

東大、量子計算を大規模化複雑な配線不要の回路（2019/10/21 科学技術・大学）

複雑な配線が必要ない量子計算手法「一方向量子計算方式」に注目。... 量子情報の最小単位の「量子ビット」を組み合わせて計算する。これまでは量子ビット間を配線した上で順に量子操作をしながら計算する「ゲー...

理研の最前線(28)量子コンピューター開発シリコン利用で加速（2018/12/3 科学技術・大学）

【世界最高値】量子コンピューターの性能は量子操作の忠実度とビット数で評価される。量子機能システム研究グループでは、スピン量子コンピューターの技術開発を行っており、最近微小磁石法によ...

名大など、強いレーザーパルスで量子状態を高速・高効率に操作する技術開発（2015/12/1 科学技術・大学）

名古屋大学大学院理学研究科の伏谷瑞穂講師、菱川明栄教授、電気通信大学の森下亨准教授、富山大学の彦坂泰正教授らは、理化学研究所、高輝度光科学研究センターなどと共同で、強いレーザーパルスを使って量子状態を...

横浜国立大学大学院工学研究院の小坂英男教授と新倉菜恵子研究員は、光の基本単位となる粒子(光子)の発光と吸収だけで、量子通信や量子計算に利用する「量子テレポーテーション」を実現する新原理...

東大、量子操作使い「シュレーディンガーの猫」を実証（2011/4/15）

東京大学大学院工学系研究科の古澤明教授らは、量子もつれ状態にある二つの量子間で、送りたい量子の状態を受け手側に出現させる量子操作「量子テレポーテーション」を使って、量子力学のパラドックス「シュレーディ...