棒鋼専業の電炉メーカーは、高止まりする鉄スクラップ市況や諸資材価格の急騰など多様なコスト増から採算が悪化している。メーカーは価格重視の販売姿勢を強調、直送品でトン当たり7万円以上の市況形成を掲げる。&...

流通は秋季以降の繁忙を見据え、積み残した価格転嫁の解消に販売姿勢を強化。... 流通はメーカーが値上げを実施してきた間も、市場の停滞感から価格転嫁が進まず採算悪化の傾向にあった。... 一方で、小型品...

こうした情勢からメーカーは、価格重視の姿勢を強調。... また、取引納期の見直しや規格に応じ価格を上乗せする品種別エキストラ価格の改定など、採算確保に向けた取り組みにも力を入れる。 ...

18年初以降、市場の停滞感から流通の需要家に対する価格転嫁が進まず、採算が悪化する傾向にあった。... 規格などに応じ、価格を上乗せするエキストラ価格を小型品種などに設定。採算を重視した価格是正を進め...

需要家の価格提示(指し値)は厳しく、新規発注につながらない。... 7月度の店売り向け異形棒鋼販売価格の据え置きを表明した。... また取引納期の見直し、規格や品種に応じ価格を上乗せす...

流通は価格転嫁の完遂へ道半ば。メーカーの追加値上げを前に、需要家へ価格是正の要請を強める。... 規格などに応じ価格を上乗せするエキストラ価格を、小型品種などへ独自に設定するといった方策も進めている。...

各メーカーは納期見直しや、規格などに応じ価格を上乗せするエキストラ価格を改定するなど、採算改善の取り組みを進める。 ... 厳しい指し値(価格指定)を出し、先行きを見...

流通の価格転嫁は上値が重く、勢いがない。... 流通は仕入れ値高に呼応し、順調に価格転嫁を進めてきた。... そのため一部の流通は小型品種などに、規格の条件を織り込んで価格を上乗せするエキストラ価格を...

また、光輝焼鈍処理で薄板の表面に光沢を持たせる「BA仕上げ」の製品に対するエキストラ(特定品目における販売価格の加算措置)価格を、5月契約分から同1万円上げることも発表した。 ...

実勢価格は下値が切り上がり、先週相場から1000円の上伸。... 関西地区においても輸出価格の急騰を予見する事態に反応。... メーカーは減産基調を継続しつつも、スクラップの先高観と電気料金が安くなる...

当面、原料炭の価格動向を注視し、様子見の状況で推移しそうだ。 ... これまでエキストラ価格を乗せて荷を集めていた地場の電炉メーカーは、電気料金が安くなる正月を控え、入庫条件の緩和基...

先高とみた流通が在庫積み増しに動いたため、地場電炉への入荷が細り、電炉はエキストラ価格を上乗せして入荷を促進した。... 輸出価格と比べ上げ余地も残り、強基調が続く可能性が高い。 &...

製品不振の地場電炉は、上乗せするエキストラ価格の撤廃に動く。... 輸出価格の強含みで前月にトン1000円上げたが、輸出価格の弱含みが国内市況に影を落とし、足元は弱基調で推移している。 ...

メーカーは生産に見合う在庫を確保し、不足気味の品種は上乗せのエキストラ価格で入荷を促し、建値は変えない。製品の販売・価格とも不振で、生産コストを抑えたい狙いもある。... 生産コストを抑えたい意志は固...

輸出価格の上昇で強含むかに見えた市況は、当面の手当てを終えた地場電炉が、入荷促進のために上乗せするエキストラ価格を撤廃する動きに出てきた。... 旧盆明け以降、計画通りの在庫を確保した電炉は、入荷促進...

輸出価格上昇の要因となった為替の先行きも不透明で、当面様子見状態が続くとみる向きが多い。 ... 電炉は荷余り感から上乗せエキストラ価格の撤廃に動く矢先だったが、輸出の高値落札で動き...

大阪地区の鉄スクラップ相場は、輸出価格が下落に転じ潮目の変化が鮮明になった。... 連休生産を終えた地場電炉に焦る様子はなく、入荷を促す上乗せ価格を撤廃しだした。... 連休生産を終えた電炉に焦る様子...

輸出価格が強含んでも、地場電炉は買い値引き上げに動かない。不足品種だけ期間限定で上乗せ価格を出してしのいでいる。... 電炉の減産で市場の余剰感が消えないためで、輸出積み込みなどで入荷が不足するH2な...

輸出価格の続伸で、6月に入ってさみだれ的に上昇し、トン当たり計1500円上がった市況は、輸出価格が頭打ちになったことで、上昇の勢いがなくなった。市場の先高観で、地場電炉への入荷が細った時期もあったが、...

原油などの資源価格が急落し、スクラップの割高感が消えず、製品の販売・価格とも不振の電炉が、買値引き下げに動いた。... 関東相場は輸出契約残の処理が続き、エキストラ価格を上乗せする湾岸業者もあり、関西...