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深海資源の開発にはロボットが欠かせない。人間が行けない海底では、調査から採掘、設備のメンテナンスまですべての作業をロボットが担う。ただこの分野は米石油開発会社の独壇場だ。
世界中の深海に眠る鉱物資源―。この事業化に成功した例はほぼない。深海で採掘ロボットを動かし、鉱石を洋上に吸い上げ、選鉱、製錬するには極めて高い技術力が必要だ。
深海に眠るメタンハイドレートや熱水鉱床。資源の乏しい日本にとって海底資源の商業化は夢だ。政府は民間が参画する海底資源の商業化について、2020年代後半の開始を目標に掲げる。
水深200メートルよりも深い「深海」。高水圧、太陽光が届かない暗闇が広がる。そんな日本の排他的経済水域(EEZ)の深海にはメタンハイドレートや、豊富な金属鉱物資源が眠っている。
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