【一段と価格上昇】 原油価格の高騰が止まらない。米国産標準油種(WTI)は4月から2カ月足らずでバレル当たり約30ドルも跳ね上がり、ついに1バレル=130ドル台に乗せた...

【ナフサ価格高騰】 アクリル繊維やABS樹脂の原料として使われるアクリロニトリル(AN)の価格が堅調に伸びている。4月の市況はトン当たり約2020ドルで、1月に比べて7・4&#...

【想定銅価は90万円】 大手電機メーカーの09年3月期の設備投資額は総じて前年度と比べて増えるため、電線業界もその恩恵を受ける。松下電器産業やシャープなどが新工場の建設に着手しているほか、ソニ...

【輸出3年ぶり増】 セメント協会がまとめた07年度のセメント販売量は前年度比4・4%減の6459万2242トンと、2年連続で減少した。国内向けは公共工事の減少に加え、「官製不況」とまで...

【内需動向見極め】 東京地区の伸銅品相場は、先の読めない銅地金相場の動きを受けながらも横ばいで推移している。足元の市中相場は、黄銅丸棒(径25ミリメートル)がキログラム当たり8...

【もう一段上げも】 08年度も銅価の乱高下や改正建築基準法の影響が電線業界の懸念材料だ。一方で、松下電器産業やシャープ、ソニーといった大手電機メーカーがテレビ工場の建設に着手しており、大規模な...

【負担一段と増】 石灰メーカー各社の相次ぐ値上げに対し、需要家の抵抗が強まっている。石灰メーカーは原・燃料価格の高騰を受けて今月、04年以降8度目となる値上げを実施した。だが「主要ユーザーの鉄...

【内憂外患】 上下水道管や建材などの原材料である塩化ビニール樹脂は、07年6月の改正建築基準法の影響で内需の減少が続いている。海外需要は堅調に推移しているが、原料価格の上昇に加えて、急激な円高...

【厳しい環境続く】 日本サッシ協会がまとめた今年度のアルミニウム建材需要予測は、07年度見込み比2・6%増の42万8000トンとなった。改正建築基準法施行に伴う着工遅れにより、昨年度の...

【販売は好調】 1週間から10日で暫定税率を含む旧税率の店頭在庫がなくなり、ようやく価格を下げることができる―。実際は誰も信じていなかったとはいえ、石油元売りが一縷(いちる)の...

【盛り上がり欠く】 電子部品の需要は景気減速や季節調整などが影響し、盛り上がりに欠ける。ドル安・円高が一段と進んだことで、各企業は業績悪化を懸念。先行き不透明感は一層強まった。

【雪崩打って下落】 ガソリン価格が雪崩を打って下がっている。揮発油(ガソリン)税の暫定税率廃止による値下がりは想定内とはいえ、レギュラー1リットルで115円に値下げするところま...

【前年割れの可能性】 一方、00年以降のフッ素樹脂加工製品のトレンドは、IT不況で01―02年は需要が落ち込んだものの、その後はおおむね右肩上がりで推移している。

【過度の期待が原因】 DRAMは読み書きが自由にできる記憶素子の一つで、パソコンのメーンメモリー、最近では携帯電話や薄型テレビなどのデジタル家電などにも組み込まれる。 そのスポット価格...

【需給のひっ迫】 ナイロン樹脂やナイロン繊維の原料となるカプロラクタム(CPL)の価格が、再び上昇する気配を見せている。 CPLは07年秋以降、主原料であるベンゼン価格...

【特需に沸く】 松下電器産業やシャープなどの大手電機メーカーが薄型テレビの新工場を建設する中で、電線業界は大型案件による電力用電線ケーブルなどの特需に沸いている。「すでに(大型案件向け...

【需要は低迷】 全国生コンクリート工業組合連合会がまとめた1月の生コンクリートの出荷量は、前年同月比11・9%減の754万9000立方メートルと、89年の調査開始以来、過去最低となった...

背景にはリチウムイオン電池向けなどの需要拡大、資源国のナショナリズムの台頭といった要因のほか、「世界最大の商品トレーダーであるグレンコアが相場をつり上げている」(大手商社)構図があるよ...

【引き続きタイト】 石油化学製品の主原料となるナフサの価格が高水準にある。07年秋以降、原料となる原油の価格が急騰したことで、昨年10―12月の国産標準ナフサ価格は1キロリットル=6万...

【景気連動で拡大】 カセイソーダの内需が堅調だ。07年の国内出荷量は前年比1・6%増の383万4920トンと過去最高となった。強アルカリ性でさまざまな酸と反応・中和できる点が用途拡大に...