引き上げは9月1日以来、約2カ月ぶり。... 特に韓国鉄鋼大手からはH1相当などの上級品種の引き合いが強く、ジリ高となっている。... 円安傾向、関東地区の浜値上昇、国内鉄鋼メーカーの製品値上げに向け...

市場の改善を機に、メーカーは販価引き上げも視野に入れる。... 5カ月連続販価を据え置いた大阪製鉄は、市場環改善を理由に販価引き上げの検討に入るなど市場に反発ムードが漂いつつある。 ...

流通の販価引き上げで値を戻した市況は、メーカーが値上げで足並みがそろい、強基調に推移する。... 採算改善のため流通が新規見積単価を引き上げ、10月にトン8万円を回復した市況は、強含みに推移している。...

これを受け、厚中板の価格も1トン当たり5000円引き上げた。 ... さらに鉄鋼の原料炭価格急騰に伴い、高炉各社が大幅値上げを打ち出しており、NSSCも一部で高炉材を原料としいること...

原材料の鉄スクラップが高止まるメーカーは、これ以上の採算悪化を防ぐため、共英製鋼が10月販価のトン3000円引き上げを発表するなど強腰姿勢を崩さない。 ... 大阪鉄鋼流通協会の調べ...

企業の景況感は「『上昇』超に転じる」に引き上げた。... 生産活動は熊本地震に伴う減産からの反動増があり、鉄鋼の自動車向けで生産水準が高まっているほか、おおむね持ち直している。

海外メーカーも販価引き上げに動く。... 輸入材も来年に向けて販価の引き上げを予定する。 ... 大阪鉄鋼流通協会の調べでは、9月の厚中板の販売量は前月比7・2%減の2万23...

大阪鉄鋼流通協会がまとめた9月の鋼材流通動態調査によると、販売量は前月に比べ薄板、一般形鋼、H形鋼、鉄筋用棒鋼、鋼管の5品種が上回り、厚中板だけが下回った。... 一部メーカーが一般形鋼や鉄筋用棒鋼の...

韓国鉄鋼メーカー向けなど輸出価格の下落に伴い、関東地区の湾岸で鉄スクラップ価格が下落。... 韓国鉄鋼メーカーが自動車工場、機械工場などから発生する品質の高い「新断」を積極的に購入しているため、「H2...

一方、クロム系冷延薄板は事業の収益回復を優先してベース価格を1トン当たり1万円引き上げた。 ... 一方、クロム系は収益がニッケル系に比べて苦しい半面、工場の稼働率が高いため2カ月連...

進藤孝生社長も日本鉄鋼連盟会長としての会見で「生産自体は4―6月期より7―9月期の方が増えている。... 鉄鋼大手の10―12月期の調達価格も大幅引き上げが必至だ。... 昨年の10―12月期は中国市...

原料炭など原材料が上昇する高炉メーカーの値上げ意志は固く、高炉母材を使用するメーカーなどは、相次いで販価引き上げを公表した。 ... 大阪鉄鋼流通協会の調べでは、8月の販売量は前月比...

今春、鉄鋼メーカーが表明した値上げも実現できていない。... 新日鉄住金など鉄鋼大手は原料価格の上昇により製品値上げを進めるが、実需の回復が遅れているため、実現できていない。 ......

韓国鉄鋼大手との商談では、提示価格の引き下げが続いている。2日時点の韓国鉄鋼大手の成約価格は、FOB(本船渡し価格)でトン当たり2万500円。... 1日に500円引き上げて以降、様子...

採算の厳しい流通大手は「加工費や物流費も出ない」状況を改善するため、9月からトン5000円の販価引き上げを公表した。... 大阪鉄鋼流通協会の調べでは、7月の販売量は前月比25・8%増の559...

メーカーの第1段階となるトン3000円程度の販価引き上げで、コイルセンターなどが唱えを上げたが、荷動きの停滞もあって、需要家への価格転嫁が難しくなっている。 ... 大阪鉄鋼流通協会...

ここに来て原材料の鉄スクラップが強含み、9月以降の販価引き上げを示唆するメーカーも散見される。... 大阪鉄鋼流通協会の調べでは、7月の販売量は前月比4・7%増の2万5879トン。

メーカーの販価引き上げは不発に終わり、逆に弱含む結果を招いている。... 新関西製鉄などのメーカーは、5月販価をトン5000円引き上げ、流通も価格転嫁に取り組んだ。... 大阪鉄鋼流通協会の調べでは、...

大阪製鉄などのメーカーが5月販価を5000―7000円引き上げ、4、5月に計3000円程度の価格転嫁が進んだが、5月中旬以降原材料の鉄スクラップの下落で反落に転じ、荷動きの低迷で続落した。... 大阪...

支給材価格のベースとなる16年4―9月期の鋼材集購価格(ひも付き価格)については、新日鉄住金など各社とも引き上げられなかったもよう。鉄鋼各社は引き上げを要請したが、資源価格の下落と円高...