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電動車が蓄える電気のチカラを体感―。

現代社会は毎日がお祭りみたいなものだから、「ハレ(晴れ)」と「ケ(褻)」の落差がなくなり、どうも生活にメリハリがつかない、といった声は前々からよく耳...

朝食の支度をするのはぼくの役目。といっても果物を切ってヨーグルトを出すくらいだけれど。最近はリンゴやキウイフルーツを切りながら、ハイドンの弦楽四重奏曲を聴いている。

よく知られているように、ウイルスなど元の異物と似ているけれども、その毒性を低くしたものを生ワクチンという。日本では1909年に「種痘法」が成立して、天然痘に対する生ワクチンの接種が...

我々が子どものころ、正月の男の子の遊びといえば独楽(こま)と凧(たこ)揚げだった。与謝蕪村の「凧(いかのぼり)きのふの空のありどころ...

三菱UFJ銀行・半沢淳一頭取 パーパスを胸に 私たちのよりどころはパーパス(存在意義)「世界が進むチカラになる」。

自動車メーカーやグループの名前には創業者らに由来したものが多い。トヨタグループの祖である豊田佐吉、本田宗一郎の本田技研工業(ホンダ)。海外に目を移せばヘンリー・フォ...

心がときめくとか、気が重いとか、ぼくたちは当たり前に「心」や「気」という言葉を使っているが、これらは実体として存在しているわけではない。しかし「感じ」としては、たしかに心がときめい...

12月24日は父の命日。10年前の葬儀では斎場の人に頼んで、モーツァルトのクラリネット協奏曲から第2楽章のアダージョを流してもらった。昔から愛聴しているエラート・レーベル。

イタリアの哲学者、ジョルジョ・アガンベンが「例外状態」という言葉を使っている。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降、各国政府は例外状態を通常の統治パ...

『万葉集』などを読むと、歌にこめられた人々の感情、心の動かし方などが現在とはずいぶん違う印象を持つ。まず自然への感受性がとても強い。それから霊的交感というか、目に見えないものを感知...

知り合いの医師が「主体的医療」ということを言っている。主体的医療とは、ぼくたちが主体的に自分の体調や健康を管理し、できるだけ自分の力で病気などに対処する、そのために医療は...

同日、名古屋市役所内で河村たかし市長(写真左)から感謝状を受け取った三菱UFJ銀の高原一郎副頭取(同右)は、MUFGのテーマ「世界が進むチカラになる。」を示し、水素社会...

日本の伝統的絵画には余白が多い。長谷川等伯の水墨画など余白だらけだ。俵屋宗達の「風神雷神図屏風」も金箔(きんぱく)だけの部分が多くを占める。

座っていても立っていてもいいが、身体をゆっくり左右に動かしてみる。なんとなく気持ちがいい。全身が緩んでリラックスしていくようだ。

先日、剣道の稽古から帰る途中、公園の暗い街路樹の下を中学生くらいの男の子と女の子が手をつないで歩いているのを見かけた。こういう情景は時代も人種も超えて普遍的な気がする。き...

9月に京都に行ってきた。一応、仕事の予定を入れていたのだが、折あしく台風と遭遇し、鴨川で川床料理を食べてそそくさと帰ってきた。 ところで以前から気になっていること...

数年前に友達と米国西海岸を旅した。途中で有名な滝に立ち寄る機会があった。あまりにも高く巨大で、そばまで行っても「危ない」という実感はないが、落ちたら助からない可能性は十分にある。

初代・歌川広重の浮世絵には、『東都名所』や『名所江戸百景』のような、名所絵(風景画)であっても、庶民の暮らしが描き込まれているものが多い。材木を積んだ小舟で大川を上り下りする人たち、屋...

ぼくたちの社会では「老」というと、生老病死の「四苦」の意味ばかりが強くなっているようだが、「老」を含む言葉には、長老とか老師とか老中とか家老とか、良い意味で使われてきたものもたくさ...

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