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記事検索結果
190件中、3ページ目 41〜60件を表示しています。 (検索にかかった時間:0.004秒)
正常値や基準値というものを、やたらと気にかける人がいる。例えば収縮期血圧は115以下じゃなきゃいやだという人。いったいどこから120とか130とかいう数値を割り出してくるのだろう。
社会全体が性の多様性に対して敏感になり、LGBT(性的少数者)といった用語も米巨大IT企業を指すGAFAや持続可能な開発目標のSDGsと同じ位一般的になっている。L...
ぼくたちが知っている文明というものは、人々の欲望に応えるために進歩してきた。人はいろんな欲望や欲求をもっている。長生きしたい、おいしいものを食べたい、貧乏をしたくない、暑いのも寒い...
歳をとるにつれて、前にも増して医者や薬を避けるようになった。病院にはできるだけ近づかない、薬は極力飲まない方針である。ぼくはB型慢性肝炎、医学的にいうとB型肝炎ウイルス持続感染者な...
ジョン・レノンの正式な名前はジョン・ウィンストン・レノン。彼が生まれた当時、英国首相を務めていたウィンストン・チャーチルにあやかったらしい。ジョンという名前も聖書のヨハネからきてい...
人工知能(AI)の最大の特徴は「関係を理解できない」ことだ。それでAIは一向に困らない。なぜなら彼ら、というか「それら」には家族や友だちがいないからだ。
学習塾で中学生に国語を教えていたら、教科書にフロン規制のことが出てきた。夢の冷媒として20世紀のはじめに開発されたフロンは、たしかに地上では無毒・安全・安価だが、大気中に放出されて...
グレッグ・イーガンの『白熱光』という小説に、物質形態や人類形態という言葉が出てくる。この人のSFは数学や物理学、天文学の専門的な知識が織り込まれていて難しいけれど、分からないなりに...
ユダヤ人としてナチスの時代を生き延び、1970年セーヌ川に身を投げて死んだ詩人パウル・ツェランがウクライナ出身であることを、ドイツ文学者・冨岡悦子さんの新聞記事で知った。年譜を調べ...
久しぶりに京都に行ってきた。2日間で七つ、八つ寺をまわり、ゆっくり古い京都を楽しませてもらった。特に東山は永観堂、銀閣寺、詩仙堂と、見事な借景の庭をもつ寺が多い。
ぼくが長年やっている気功では、病気を「遊ばせる」という言い方をする。気功に限らず、中医学や東洋医学にもある考え方かもしれない。 例えば体内に入ってきたウイルスを、...
科学技術の進歩とは時間を短縮することと言っていいようだ。つまりスピードアップ、蒸気機関車と新幹線を比べれば一目瞭然である。乗り物にしても、自動車や列車くらいならそうでもないが、航空...
ライオンがシマウマを襲って食べる、クマが遡上(そじょう)するサケを捕って食べる。この場合、殺される動物は弱者である。ライオンやクマは弱者を殺すことに何も感...
本当に美しいものを、ぼくたちは所有しようと思わない。むしろそっとしておきたいと思う。美しい自然と出会ったとき、それを批評する気にはならない。
古典落語は江戸末期から明治・大正ごろを舞台にしたものが多いから、いまでいう「差別用語」がけっこう出てくる。物書きの世界では、例えば1970年代のはじめごろに出版された本などを読み返...
健康というのは、本来は「健身と康心」であり、健やかな身体と安らかな心のことである。身体が正常に機能しているとともに、心が落ち着いている。身体と心のバランスが大事ということだろう。
日本人の多くが最初に接する「文学」は、ひょっとするとイソップ寓話(ぐうわ)かもしれない。明治30―40年代には早くも「ウサギとカメ」「嘘(うそ)をつ...
「神話」は、その土地に生きていた人たちが、どんなふうに世界を見ていたかを物語るものだ。ある人たちは、自分たちの家系が動植物の化身としてはじまったと考えた。また、遠い祖先が特定の動物...
厄介な時代である。キーワードは「デジタル」だと思う。もともとアナログであるはずの現実がデジタルに置き換わっていく。
米国の心理学者、アブラハム・マズローが提唱した「欲求5段階説」というものがある。人間の欲求を5段階に理論化したもので、生存に必要な生理的欲求、安全の欲求、社会的集団に帰属...