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―重点分野への取り組みは。 「脱炭素の動きが出ている中で、グリーン分野の政策は外せない。特にこの分野はビジネスや技術の面で日本に潜在能力がある。

霞が関のキーパーソンに話を聞く。 ―経済産業政策の新機軸を打ち出しました。

理不尽な侵害を抑止 5月に特許法が改正され、特許権侵害に関する査証制度が新設された。専門家が当該企業に入り込んで情報を収集し、訴訟の場で侵害の事実を立証する仕組みだ。松永明特許庁長官...

官民挙げて街を“経営” 人口が減少し災害が頻発する中、都市のあり方が問い直されている。「都市は国の活力。安全はもちろん、経済が活性し市民が生き生き暮らせる場である...

発想転換で課題解決 激甚災害が相次ぐ中、ダムからバスまで担当する国土交通省の役割はますます高まっている。その司令塔とも言うべき総合政策局の蒲生篤実局長は「地球規模...

自動運転 GDP増に貢献 「揺るぎない安全・安心」「自動運転の推進」「地域の足の確保」を課題に挙げる。就任直後、多くの若者が犠牲になった軽井沢スキーバス事故の慰霊祭に出席。慰...

時代の側面、変化とらえる 「ここ数年、EBPM(確かな根拠に基づく政策立案)の重要性が言われるが、内閣府は統計調査に象徴される証拠を早くから重視してきた」と力を込める...

若い世代が輝く社会を 「我々の世代は会社と住宅に縛られてきた。家を買うのは本当に得かなあ?」と意外なことを口にする。

具体的な成功例作る 内閣府の地方創生推進事務局は、地方創生諸政策の実行部隊だ。「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づく地方創生推進交付金の運用、地方創生に向けた...

霞が関を担うキーパーソンに話を聞いていく。

大学卒業当時、女性の求人は少なく、「自分で食べていくための仕事として公務員を志した」と、率直に振り返る。労働省(現厚生労働省)に入省後は、女性の就労に関係する部局を長く歩み、埼玉労働局...

医政局では2006年に経済課長、09年に政策医療課長を務めた。目下、医師の働き方改革や医療の国際展開など、過去になかったテーマに取り組む。 従...

薬の安全性徹底が使命 1996年に薬務局経済課長補佐、11年に医薬食品局総務課長を務め、薬事行政に携わるのは3度目となる。医薬品の安全性の徹底について、「私にとっての最大の使命だ」と...

雇用政策に長く携わり、2013年には経済産業省で官房審議官(雇用・人材担当)も務めた。仕事に取り組む姿勢として「厚労省はシステマティック(組織的)に動くことが中心という...

大学時代、南米に2カ月ほど滞在した。感染症によって若くして亡くなる人が多い地域だったが、国際的な支援によって寿命が延び、若年世代の人口が急増した。この結果、雇用環境が厳しくなり、治安も悪化する事態にな...

労働省(現厚生労働省)に入省した翌年の1983年、北海道労働部職業安定課に配属となった。通常は札幌など大都市での勤務が中心になるが、当時の道内では、夕張市で炭鉱が閉山し、離職者が急増し...

「デスクワークや他省庁との調整だけではなく、現場でいろいろな人たちの声を聞くことが大事だと実感した」と振り返る。

今後10年で70歳を超える中小企業・小規模事業者経営者は約245万人に達するが、約半数の127万人が後継者未定。「放置すれば廃業が急増し、2025年頃までに累計約650万人の雇用と約22兆円の国内総生...

人口減少が進む中、新しいICT(情報通信技術)の活用は、ますます日本の成長に欠かせなくなっている。IoT(モノのインターネット)...

政治のリーダーシップとともに、これを支える霞が関各省庁の役割も重い。霞が関で腕を振るうキーパーソンに話を聞いていく。

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