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スイス・ロシュ、欧州で抗がん剤の承認取得（2013/11/26）

バイオマーカーであるHER2陽性の進行乳がん患者の治療に使われる。... 欧州では毎年7万人以上が新たに乳がんと診断され、その約20%がHER2陽性とされる。

中外薬、抗がん剤の薬価収載見送り（2013/11/26）

カドサイラは抗HER2抗体のトラスツズマブに微少管重合阻害剤の「DM1」を結合させた薬物抗体複合体。

中外製薬、抗がん剤製販承認（2013/10/17）

バイオマーカーのHER2が陽性で手術不能や再発した乳がんの治療に使われる。同剤は抗HER2抗体のハーセプチン(一般名トラスツズマブ)と微少管重合阻害剤である「DM1」との複合体。

新薬登場/中外製薬−抗がん剤「パージェタ」（2013/10/10）

HER2はがん細胞で過剰発現しており、HER2同士やHER3と二量体を作って、がん細胞に増殖信号を送る。ハーセプチンはHER2同士の会合を防ぎ、パージェタを加えるとHER2とHER3との会合も妨げる。...

中外製薬、骨粗しょう薬発売（2013/7/8）

パージェタ(一般名=ペルツズマブ)は、がん細胞に増殖シグナルを出すたんぱく質「HER2」の働きを阻害する。適応症はHER2陽性の再発や手術できない乳がんで、同じく抗HER2抗体...

代表的な分子標的薬であるトラスツズマブは、「HER2」と呼ぶたんぱく質が過剰に発現する種類の乳がん細胞に効果的に働く。そのため、同治療薬を使う前に、乳がん患者がHER2陽性かどうかを調べる必要がある。...

岡山理科大など、副作用少ない抗がん剤の候補物質を開発（2011/8/25）

多くのがん細胞に共通して発現する「Her2」というたんぱく質に着目。カプセルに水溶性のパクリタキセルを閉じ込め、カプセルの外側にHer2を認識し結合するトラスツズマブという抗がん剤を結合させた。...

中外製薬、抗がん剤で追加承認（2011/3/22）

中外製薬は、抗がん剤「ハーセプチン」(一般名トラスツズマブ)が、「HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃がん」に対する効能・効果、用法・用量の追加承認を取得した。&#...

ロシュ・ダイアグノス、病理組織検査用腫瘍マーカーキット（2011/1/14）

乳がんおよび胃がんの腫瘍組織に存在するHER2遺伝子の増幅を高精度に検出する。抗HER2ヒト化モノクローナル抗体抗がん剤「ハーセプチン」の治療対象となる患者選別の指標として使用する。同キット...

塩水港精糖など、がん新療法共同開発・副作用大幅軽減（2010/12/11）

パクリタキセルを封入したリポソームの表面に、乳がん細胞に高い頻度で見いだされる分子HER2を標的するモノクローナル抗体を結合することで、HER2高発現細胞を効率よくターゲッティングする。 &#...

今年の春にICGCを通して研究チームが公開したC型肝炎からの肝臓がんでは、全ゲノム上で約2万個の一塩基の遺伝子突然変異(たんぱく質の機能に影響を与えそうな変異は少なくとも36カ所)、2...

中外製薬、抗悪性腫瘍剤が優先審査品目に指定（2010/6/23）

中外製薬の抗悪性腫瘍剤「ハーセプチン注射用60/150」(一般名トラスツズマブ遺伝子組み換え)がHER2陽性の進行・再発胃がんに対する効能追加で優先審査品目に指定された。&#...

期待の新薬(26)GSK−乳がん治療薬「タイケルブ錠250mg」（2009/9/25）

がん細胞にHER2が過剰に発現しているHER2陽性乳がんで、手術不能または再発乳がんを適応症としている。初発乳がんの2、3割に見られるHER2陽性乳がんは、ほかの乳がんと比べて進行が早く、再...

タイケルブ錠はHER2陽性乳がん治療の新たな分子標的薬。