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「2021年は5月ごろまで需要が好調だったが、半導体不足に伴う自動車減産の影響で(アルミ2次合金の生産に調整が入り)ブレーキがかかった。
一方、22年は自動車減産の影響が(遅れて)出て、需要に調整が入るリスクはある」 ―銅相場が高止まりしています。
半導体不足による減産は自動車メーカーの間でもトヨタや日産自動車、ホンダなど企業や車種によって違いがある。
(部材不足やコロナ禍によるロックダウン〈都市封鎖〉などが原因で、アジアを中心とした生産拠点での)生産計画額に対して24―25%減産した。
21年12月期はコロナ禍によるロックダウン(都市封鎖)や部材不足の影響により、アジアを中心とした生産拠点での生産計画額に対して約25%減産した。
中国の鉄鋼減産施策など、世界的な需給緩和が先安観を醸成している一方、脱炭素社会構築のうねりを受け、上級鉄スクラップの有効性が再認識される状況。
日本製鉄の九州製鉄所大分地区(大分市)の高炉2基が2021年末から操業トラブルに見舞われ、減産規模が数十万トンになる見通しだ。
ただ、新型コロナの長期化や半導体不足による自動車の減産、原料価格の高騰が想定を上回るなど厳しい状況にある。
中国は環境対応のために鉄鋼減産をしており、現在は国際市況は弱含んでいるが、今後方針が変わればスクラップへのニーズが復活する可能性がある」 ―21年11月契約、12月契約が続けて不成立...
一方、国内では原子力施設の耐震補強など今やるべきことに取り組む」 ―自動車業界の減産に伴うターボチャージャー(過給器)事業への影響は。
21年は(自動車メーカーが減産する中で)生産を継続した車載部品メーカーもあって影響は軽減された。
