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125cc以下の原付2種を含めても低調だった09年の出荷水準を上回っており「底打ち感がある」(自工会)という。

大阪地区の鉄スクラップ相場に底打ち感が出てきた。

欧米相場は底打ち感が出ているものの、景気の先行き懸念から不透明感も漂っている。

2011年度上期(4―9月)の鋼材価格をめぐる新日本製鉄と自動車各社の交渉がトン当たり1万3000円程度の値上げで決着したことを受け、流通には市況底打ちへの期待感が高まった。

リーマン・ショック後の市場縮小がようやく底打ちし、4―6月期の建設受注高は業界全体として官公庁、民間とも前年同期を大幅に上回る水準で推移。

設備投資需要に底打ち感はあるものの、依然として本格回復には至っていないことを示した格好だ。

これを受けH形鋼市況は底打ち感が漂い始めたが、ゼネコンは当用買い姿勢を崩しておらず反転上昇には至っていない。

復興需要が具体化し、電炉の9月生産計画が明らかになれば「底打ち反転も期待できる」(問屋筋)と見る向きもある。

株価は7月に入り、1万円台で推移し、個人投資家の売買代金も戻りつつあることから「6月に底打ちした兆しも見える」(北尾吉孝SBIホールディングス社長)という見方もある。

東京の薄板、弱含み (2011/7/28)

自動車関連のひも付き価格が決着したことで、流通には市況の底打ち感が広がった。

問屋筋では東京製鉄や大阪製鉄が8月販価を据え置いたことで、底打ち感が鮮明になると見る一方、原材料の鉄スクラップが弱含み、不透明感が増すと見る向きもある。 ... ただ東鉄、大鉄が8月販価を据え...

薄板・表面処理鋼板=自動車のひも付き(大口需要家向け)価格が決着したことを受け、市況は底打ち感が漂っている。... H形鋼=市況は下げ止まりつつあるが、底打ち感はまだな...

ただ中・小口を中心に秋口以降の物件も具体化しており、東京製鉄の8月販価次第では「底打ち感が出てくる」(同)と見る向きもある。 ... 流通在庫も7月末には減少に転じると見られ、...

これを受けH形鋼市況は底打ち感が漂い始めたものの、ゼネコンなど需要家は当用買い姿勢を崩しておらず反転上昇には至っていない。

さらに一時底打ち感の出た海外相場も、欧米の景気減速で、再び弱基調で推移しており「1カ月後に日本に波及する」(問屋筋)との経験則を披露する向きもある。

「ようやく底打ちの兆しが見えてきた」(勝俣社長)。

国内市場も底打ち感がある。

都内では10年度で賃料下落は底打ちするという見方が強かったが、東日本大震災の発生で先行きは不透明になっている。

昨夏以降、調整局面が続いていた電子機器向け需要は、「底打ち感が出てきていたところに今回の震災の影響により下振れリスクが強まった」(同)。

大幅値下げで流通のろうばい売りも予想されるが、じり安傾向に歯止めがかかり「底打ち反発」を期待する向きも少なくない。

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