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21年2月期連結業績予想は、下期から来店客が緩やかに回復し、売上高や店舗賃貸収入が増えると見て、9月末予想を据え置いた。
半導体・電子部品市場向けのACサーボモーターが底堅く推移するほか、自動車市場の緩やかな回復もあり、下期から需要動向は上向くと予想する。
10月初めに中国が大型連休に入り約2カ月ぶりに同6200ドル台まで下落したが、世界景気の緩やかな回復基調が続く状況下では、値崩れせず持ち直している。
足元では、減産の動きや中国経済の復調を受けて下落ペースは緩やかだが、欧州での新型コロナの感染再拡大が先行きに影を落とす。
目先では、協調減産や世界景気の緩やかな回復基調を背景に値崩れは起きにくい状況だが、政局不安を抱えて上値を追いにくい展開となりそうだ。
消費者心理に関する基調判断は「依然として厳しいものの、持ち直しの動きが続いている」とし、前月の「持ち直しのテンポが緩やかになっている」との判断から上方修正した。
21年に市場は緩やかに回復すると見込むが、減産を緩和できなければ、数カ月後に製品が不足し、価格急騰の恐れがあると懸念する。
海外向け自動車需要の増加で生産水準は戻りつつあり、緩やかながら回復するだろうが、以前の業績水準に戻るには時間を要する」 ―地場産業の現状と活性策は。
