この2年ほど業界全体の好況を支えた石油化学市況に減速の兆しが見える中で、世界シェアトップ級の稼ぎ頭を有する企業が好業績をあげている。 ... 17年の独社買収で電炉用黒鉛電極事業の世...

鉄スクラップやニッケル合金、クロム合金、電炉用の電極や耐火物の価格変動には従来通り、状況に応じた販価改定で対処する。 ... 足元のバナジウム急騰など合金原料の値上がりが業績に響くケ...

特殊鋼製品では従来の合金原料に加え、電炉用の電極や耐火物、鉄スクラップ、電力・燃料が対象になった。... 19年3月期決算の業績予想にもこの効果を織り込み、連結の税引き前利益(国際会計基準&#...

電炉用黒鉛電極事業が市況高と独メーカー買収効果で大幅増益をけん引した。ただ、米中貿易摩擦などを警戒して通期業績予想は据え置いた。

事故の原因としては電炉内の水冷設備から水が漏れ、高温の溶鋼に接触したことで、異常反応が起きたと推定している。 ... 事故で電炉本体と周辺設備の一部が損傷したが、圧延工場の操業には影...

三菱ケミカルホールディングスは1日、2019年3月期連結業績見通し(国際会計基準)の当期利益を5月公表と比べ290億円増の2130億円に上方修正した。... アクリル樹脂原料のメタクリ...

業績を改善するため、価格転嫁が急務になっている。... 輸出環境が悪化する一方で、市中の発生(回収)量が少なく、電炉メーカーの需要が旺盛で、需給は一層引き締まっている。

■電炉鋼、収益基盤を強化 流通、国際競争にらみ提携 完全子会社化 電炉鋼業界でも再編の動きが急速に強まっている。... 足元では首都圏再...

「電炉用黒鉛電極の価格は強含みで進んでいる」と足元の市況を語るのは、昭和電工社長の森川宏平さん。... 日韓以外の顧客とは「年内ある程度価格が決まっている」とし、市況高を加味して18年12月期連結業績...

昭和電工は8日、2018年12月期連結業績予想の営業利益を5月公表比330億円増の1700億円に上方修正したと発表した。電炉用黒鉛電極の市況が当初想定以上に上昇しており、無機部門の大幅増益がおもな要因...

当面、形鋼など電炉鋼材品種の基調好転に連動し、上値を探る展開が続きそう。 専業電炉メーカーは2017年12月契約から18年2月契約の3カ月間に、販売価格をトン当たり累計8000円引き...

大手電炉鋼各社の2018年3月期連結決算で、棒鋼(鉄筋)を主体とするメーカーの業績回復の遅れが鮮明になった。... 同じ電炉鋼でも形鋼や鋼板の扱いが多いメーカーと明暗が分かれた格好だ。...

大手7社のうち山陽特殊製鋼、日本高周波鋼業の2社が2019年3月期連結決算の業績予想で、原燃料価格の高騰を理由に営業利益、経常利益、当期利益がいずれも減益になるとの見通しを示した。... さらに電炉用...

昭和電工は9日、2018年12月期連結決算業績予想の当期利益を2月公表比200億円増の850億円(前期比2・5倍)に上方修正した。市況高を背景に電炉用黒鉛電極の値上げが順調に進み、無機...

東京鉄鋼と伊藤製鉄所(東京都千代田区、伊藤寿健社長、03・5829・4630)の電炉鋼メーカー2社は資本提携した。... 両社は2017年8月に経営統合の協議を開始したが、その後、主原...

大手鉄鋼各社の2018年3月期連結決算が、軒並み好業績となりそうだ。... 各社は同3月期連結決算の業績予想で、いずれも利益の大幅改善を見込んでいる。... 主原料となる鉄鉱石や原料炭に加え、マンガン...

貿易の停滞や市場の混乱は日本企業の業績を悪化させかねない。... 電炉メーカーも鉄スクラップ業者からの買値を引き下げた。

電炉メーカー各社は反発傾向にある鉄スクラップ価格に加え、電極や合金鉄などの副資材価格、物流コストの高騰などから採算が悪化。... そこで段階的に製品を値上げし、業績改善を図っている。

電炉メーカーは原料の鉄スクラップの値上がりが一服しているものの、副資材価格や物流コストの高騰を受け不採算の状況。段階的に製品を値上げし業績改善を図っている。... 電炉生産の原料となる鉄スクラップ価格...

併せて電炉向け黒鉛電極の価格上昇やコストダウン、17年10月に買収した独SGL・GEの上乗せ効果も寄与した。 ... 18年12月期連結決算業績予想は、無機事業がけん引し営業利益が同...