昨今ISO品質マネジメントシステムの形骸化が叫ばれ、ISO取得企業に有益でないと言われる方があるが、ISO品質マネジメントシステムの要求事項はTQC=TQMの思想で作られたシステムである事を強...

QC的考え方は、実際に起こっている事柄に基づいて重要な問題から手をつけ、差や違いに注目し、結果に影響を与える原因を見つけて手を打ち、対策内容が守られずに元の状態に戻ってしまうことを防ぐため歯止めと標準...

TQMでは統計的手段を使っており、これを統計的品質管理(SQC)と呼ぶ。

必要かつ十分な品質マネジメントシステムの仕組みづくりには、日科技連から提案されている「TQM活動・品質マネジメント活動ステージアップガイド」が役立つと思われる。 このガイドはTQM活...

効率的な品質保証にするためには、方針管理や日常管理、新商品開発、小集団活動などのTQMの道具の利用が大いに役立つ。

Quality Controlを品質管理と訳しているが、空港のControl Towerは管制塔であり管理塔とは訳さないのと同じように、QCのCも管制が正しい訳である。狭義での品質管理...

統計的工程管理は、自動車産業の品質マネジメントシステム「ISO/TS16949」のコアツールの一つであり、製品の品質確保と製品品質を決定づける工程の品質確保を目的とする。消費者にとってはおい...

筆者は1970年ごろから品質管理を担当し、そのころ日本の品質管理の父と言われた石川馨先生がTQC、TQMを唱え現存する「日本品質管理賞」が品質マネジメントシステムの実効を表彰している。 ...

製品は丈夫で長持ちも大切であり、丈夫で長持ちのためには壊れにくいことと直しやすいことが必要で、壊れにくさを耐久性と直しやすさを保全性と呼ぶ。電気通信大学の鈴木和幸教授らの信頼性技術叢書(そうし...

ビデオの中で「売れないものが不良品です」とホンダ創業者の本田宗一郎さんが力説されていた。製品が図面に合致していても、お客さまの求めるものに合致していなければ不良品であるという意味であり、売れる製品を科...

QC七つ道具が役立つQC的問題解決は、起こってしまった問題の解決を扱うので発生型の問題解決と言われる。これに対して、現状は明確であるが将来のありたい姿を明確にし、それをどうやって実現するかを考え対策を...

問題解決や改善活動によく使われる手法にQC七つ道具がある。チェックシート、パレート図、ヒストグラム、管理図・グラフ、特性要因図、散布図、層別の七つの手法をいう。作るのも情報の読み取りも簡単で、日本にお...

品質保証とは「消費者の要求する品質が十分に満たされていることを保証するために、生産者が行う体系的活動」と日本工業規格(Z8101)で定義されている。そこで、お客さまに対して、うちの提供...

昨今、品質に関するトラブルが相次ぎ発生し、企業行動に対する社会の目はますます厳しくなっている。これらの不祥事は取り決めがまずかったり、決めごとが正しく伝わらないなどの不備により、決めたことが決めた通り...

多くの企業において、現状打破による新たな経営戦略が展開されているが、それに対応できる「人」と「職場」づくりが急がれている。やる気のある、やる腕を持った職場集団を形成するに当たって、QCサークル活動は有...

【TQMで人材育成/トヨタホーム・山科忠社長】 2015年の住宅市場は昨年同様、厳しい環境が予想される。... TQM(総合的品質管理)活動などを通じ、人材...

“問題”とは「解決すべき事柄であって、あるべき姿や目標と現状との差(ギャップ)のこと」をいう。言葉を変えれば、問題とは「あるべき水準と現在の水準との差、望ましくない状態や観測値と希望値...

TQMが製品やサービスの向上、コストの低減にとどまらず、事業体質の改善、職場の活性化などに大きな効果をあげているのは、そこにQC特有の合理的な考え方があるからである。... 音・振動・環境に関する自動...

TQM(総合的品質管理)を実施して顕著な業績の向上が認められる企業、またはその事業部などに対して授与されるものにデミング賞がある。... これらの賞はTQMの実施水準が相当高くなければ...

空調・暖房機器製造の新井コロナ(新潟県妙高市)は、TQM導入前、日常業務の維持・向上を円滑に進めるためのしくみが弱く、トラブルの防止や業務の質の向上が進んでいなかった。2007年にTQ...