石油連盟の天坊昭彦会長(出光興産社長)は28日の定例会見で最近の原油価格の上昇について、「投機的な資金が戻ってきている」とし、投資による影響が大きいとの見方を述べた。... 原油価格の...

【石油】 09年の原油相場は1バレル=50ドルを挟んでもみ合う展開になりそうだ。... だが、金融危機で投資ファンドは原油市場から資金を引き揚げており、この動きは今年も続く。こうしたこ...

また、10月28日の東京株式市場で約26年ぶりに一時7000円を割り込んだほか、12月18日の東京外国為替市場で13年ぶりに一時87円台を付けるなど、世界同時株安と円高が進んだ。... 投機マネーが流...

原油が高騰し始めたのは04年。... 原油市場へ投機資金の流入を招いた金融危機だが、世界経済への悪影響が表れ始めると一気に流出へ転じ、ピークを打ったわずか2カ月後には100ドルを割り込んだ。... 原...

【安価な原料】 日本のメーカーは化学製品の原料に、原油から精製されるナフサを使用する。ナフサの価格は原油市場に左右され、その価格動向は収益を大きく揺さぶる。住友化学は原油を採掘する際に自然発生...

「この1年で原油市場が質的変化を遂げてしまった」と振り返るのは、石油連盟会長の天坊昭彦さん。サブプライムローン問題に端を発する金融危機は原油市場を大きく揺さぶった。 投機資金の流入で7月には1...

原油価格は下落したと言うものの「需給バランスによって決まる価格よりも高値で推移している。今は落ち着いているが、また投機資金が原油市場に流入する可能性がある」と指摘する。 ... 原油価格の動向...

ニューヨーク市場の代表的油種は7月前半につけた最高値1バレル147ドル台から95ドル前後まで下落しており、ガソリン価格のさらなる引き下げは時間の問題だろう▼原油安に転じた背景には世界経済の減速に伴う原...

ドル安の進行に伴い、資金が原油市場に流れ込み、再び原油が高騰するのではないかと懸念された。しかし、15日のニューヨークの原油先物相場は米国の金融市場の混乱で世界的な景気減速に拍車がかかるとの見方から、...

株式市場から逃げ出した資金が原油市場へ流れ込み、「明らかに異常状態」(高萩社長)のところまで相場を押し上げてしまった。... 90年代末からようやく上昇に転じた原油価格だが、それを先導...

ナフサ市場は石油化学メーカーなど実需家、実需家向けの商社、投機筋が主体となり、取引されている。... しかし、「もともと、閉鎖的なマーケットで、現在もプレーヤーの数は変わっていない」(大手化学...

原油高や穀物高、中でもコメの価格が高止まりしていることが背景にある。... だが同国の“食糧庫”と言われる四川省を襲った大地震の影響で、7月以降は食料品の値上がり傾向が強まる可能性があり、08年の物価...

“第3次石油危機”とも言われる原油価格の暴騰。... これは他の資源も食糧も同じことだ」 「(原油市場は)実需の伸びに加えて金融市場の余剰なカネが投入されて、実需3割、投機7割...

◇8日午前 今や世界経済の行方を左右する原油価格高騰問題への対応が焦点。... とくに原油市場は、「G8で有効な対策を打ち出せない」との観測が広がっているだけに、懸念を共有化した先月の「青森宣...

主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)開催を待ち受けるかのように、激しい値動きを繰り返す原油市場。「マネーゲームの場」と化した市場に対し、どのような具体的なメッセージを発信できるかが今...

国際的な原油市場の課題解決に向けた実効性のある具体策と、産・消国双方の一層の協力強化が求められる。 ... 原油や穀物価格の高騰が深刻化する中、米国の先物市場の監督機関である商品先物取引委員会...

原油市場には実需の何倍もの投機が入っているというが、同じようにしてほしくない」と注文。

「投機資金が異常な形で原油市場に流れ込んでいる」と北畑隆生経済産業事務次官は強調する。... 世界的な金融緩和政策により、ダブついたマネーが米国の住宅市場と原油など商品市場に流入したもので、さまざまな...

原油の主要消費国がエネルギー政策の国際協調を推進し始めた。... 協力関係を一層強める体制が整ったことは、原油市場の安定化や温暖化防止の第一歩となるのか。... しかし流れ込む投機資金の勢いはなお強く...

市場にどの程度の影響力を及ぼせるかが注目される。... 5カ国の会合では、原油価格の高騰への懸念共有に加えて、原油の備蓄や需要抑制、代替エネルギーへの転換促進などを共同声明に盛り込む方向だ。 ...