記事検索結果

電圧で抵抗値変化東京理科大、物理リザバー向けメモリー素子（2024/2/8 科学技術・大学２）

光誘起電流の緩和時間を電気的に制御できることから、時系列データを低電力かつリアルタイムで高速に処理できる物理リザバーコンピューティングに適する。... 木下教授らは透明電極であるスズを添加した酸化イン...

高知工大など、黒鉛の光誘起相転移を原子レベルで観察成功（2023/12/18 科学技術・大学）

高知工科大学の稲見栄一准教授と金沢工業大学の西岡圭太准教授、大阪公立大学の金崎順一教授は、黒鉛の光誘起相転移を原子レベルで観察することに成功した。... 光誘起相転移を制御しやすくなる。 &#...

光照射で薬物放出岡山大と北大、送達カプセル開発（2023/6/22 科学技術・大学２）

可視光による放出制御は初めてだという。緑色光により水素イオンを取りこむ光受容たんぱく質と、水素イオン指数(pH)の変化によって構造を変えるリポソームを組み合わせた。... 開発した光誘...

レーザー光で放射性廃液中の元素を分別回収原子力機構など新原理（2022/5/24 科学技術・大学）

この手法により、アメリシウム(Am)の光誘起反応を世界で初めて観測し、Am単体の分離回収に成功した。... しかし単純な光照射ではエネルギーが足りずに反応を誘起できず、分別には使えなか...

島津賞に腰原東工大教授「光誘起相転移現象」発見（2019/12/19 大学・産学連携）

腰原教授は独自開発の専用測定装置で、1兆分の1秒以下などの極短時間の光照射で絶縁体が金属に変わるなど、物質の状態が変化する「光誘起相転移現象」を発見。

信越化学、太陽電池特許を中国企業に許諾（2019/10/10 素材・医療・ヘルスケア）

単結晶シリコンから製造した太陽電池セルを用いた太陽光パネルは太陽光を受けてからしばらくの間、性能が低下する光誘起劣化(LID)という現象が起きる。

ウイルス・細菌を低コストで高感度検出-大阪府立大が原理構築（2017/1/23 科学技術・大学）

ウイルスを突起先端に光で誘導し、光学的な検出感度を倍増した。... レーザー照射下でウイルスに作用する光誘起力により、ウイルスを誘導できる可能性も見いだした。

浄化や水素発生用の光触媒、太陽電池など幅広い産業用途でエネルギー変換デバイスの効率化に貢献できると期待される。金属酸化物ナノ粒子は無秩序に凝集して界面の不整合が起こるため、光活性や...

大阪府大、ナノ粒子分離抽出−光誘起力の「揺らぎ」利用（2012/9/6）

大阪府立大学21世紀科学研究機構ナノ科学・材料研究センターの飯田琢也講師らの研究グループは、光の対称性と強弱が変化する状況をつくれば、その「揺らぎ」を利用して、特定のナノメートルサイズ(ナノは...

慶大、有機薄膜を高精度観測−電子の寿命100ピコ確認（2012/4/3）

慶応大学の中嶋敦教授らの研究グループは、金の電極に形成した有機化合物の薄膜に光を照射した時に起こる「光誘起電荷分離現象」を高精度に観測することに成功した。... 光誘起電荷分離は、物質に光を当てると電...

例えば、モット絶縁体は電気を流さないが、ある種のモット絶縁体は光を照射すると金属化して電気が流れるようになる。... 光で強相関電子中に作り出された電子―正孔対が持つエネルギーは、電子間の強い相互作用...

東北大と分子研、光誘起相転移現象の最初の瞬間捕捉（2011/1/27）

東北大学と分子科学研究所の研究グループは、光を当てると有機物質の色や電気伝導度が大きく変化する光誘起相転移現象の最初の瞬間を捉えることに成功した。... 電子の氷を光で溶かす一瞬を捉えたと言え、光誘起...

筑波大、ナノ構造を直接観察できる新型顕微鏡を開発（2010/10/25）

重川教授らは、「ポンププローブ法」と呼ばれる励起された光の状態を測定する手法を使った。従来用いていたレーザー光の強度変化ではなく、遅延時間を周期的に振動させることにより、探針が熱膨張を起こす問題を解決...

蛍光分子、臨床応用に道−制御機構と透過性が成否のカギ（2010/5/31）

この機構を光誘起電子移動(PeT)機構と呼ぶ。... だが、臨床にほとんど利用されていないのは「光は透過性が悪く、人体の深い部分からの情報をとれないため」(長野教授)と...

このシステムを使い、物質に光を照射すると原子が移動し、別の物質相に変化する「光誘起相転移」を示すコバルト―鉄シアノ錯体を試料にして測定した。... 物質の性質は光照射で変化するため、光記録として利用で...