記事検索結果

無磁場でダイオード効果理研、超電導体を発見（2024/9/5 科学技術・大学２）

界面や特殊な形状を考えない物質そのもの(バルク)で空間反転対称性の破れた3回回転対称性を持つこの超電導体において、磁場や磁化の存在しない条件下で超電導ダイオード効果を観測した。 ...

筑波大など、格子欠陥ダイヤで温度計測量子センシング応用（2022/3/17 科学技術・大学）

ダイヤモンド結晶の反転対称性をなくすことで得られる非線形光学効果を利用する。... 高空間分解能・高感度が必要な細胞内計測など、量子センシングに広く応用できる可能性がある。 ... ...

磁気渦構造、伝導電子に出現理研と東大が発見（2020/12/23 科学技術・大学）

空間反転対称性のある物質における磁気渦構造の実現に、伝導電子が寄与していることを示す。... 磁気渦構造を作るには「空間反転対称性の破れ」が必要であると考えられてきたが、近年、この常識が覆され、空間反...

理研・東大、散乱に強い光電流実証「トポロジカル」性質示す（2020/9/7 科学技術・大学）

強誘電性と半導体特性を持つ硫化ヨウ化アンチモン(SbSI)の格子欠陥と光電流の関係を調べ、実証した。... シフト電流は、空間反転対称性のない物質に光を照射した時に電子雲が空間的に変位...

原子力機構など、新金属状態を高温で実現新物質合成して観測（2020/7/22 科学技術・大学）

研究グループは、空間反転対称性の破れが短距離秩序の起源の一つと予想。同対称性がない結晶構造を持つ物質としてマンガン3―ロジウム―シリコン(Mn3RhSi)を初めて合成した。 &...

理研の最前線(25)光電効果シフトカレント起源に注目（2018/10/29 科学技術・大学）

【全く異なる原理】最近、強誘電体など結晶の反転対称性の破れた半導体で、上記とは全く異なる原理による光電効果がクローズアップされ、その起源が「シフトカレント」という純粋に量子力学的な...

安藤博記念学術奨励賞、東大・井手上氏など5件選定（2018/6/15 科学技術・大学）

安藤研究所(東京都渋谷区、安藤明博理事長、03・3401・0289)は、エレクトロニクス分野の若手研究者を対象とした「第31回安藤博記念学術奨励賞」に、井手上敏也東京大学助教の「空間反...

東大、巨大ホール効果の磁性体で量子臨界性を発見（2014/4/10）

ホール効果を利用した低消費エネルギーの不揮発性メモリーの開発に向けた指針となる。... 中辻准教授らは、プラセオジム・イリジウム・酸素から成る、巨大ホール効果を示すキラルスピン液体状態(巨視的...