通常、酸素イオンはマイナス2価で安定する。... 酸素イオンが安定してマイナス1価の状態を保てることを示したのは世界初。... 1価酸素イオンが安定化する原理を他の物質に応用すると、半導体に強磁性を持...

東京工業大学の作田祐一大学院生と八島正知教授らは、酸素イオンとプロトンの両方が流れるデュアルイオン伝導体を開発した。... 結晶内部ではニオブ・モリブデン・酸素のユニットが2量体を作って酸素イオンを運...

発電するセル部分は電解質を2枚の電極で挟んだ構造で、空気中の酸素が一方の電極(空気極)の触媒に触れて発生した酸素イオンが電解質を透過して、もう一方の電極(燃料極)にある...

有人火星探査や将来の惑星移住を見据え、現地資源利用(ISRU)による酸素や水、推進燃料、肥料などの合成技術についても模索が始まっている。... 固体酸化物電解により火星の大気に95&#...

相のつながり具合は、電極の性能に直結する電子やイオンの伝導特性と密接に関係するが、構造の微妙な違いは、写真を見比べて研究者の感覚で議論するしかなかった。... すると、CeO2の連結成分数を表すベッチ...

イオン組み合わせ、放射線量・RBEを最適化 重粒子線がん治療で用いられる炭素イオンは、がんの位置で集中的にエネルギーを放出し、細胞殺傷効果が高いという特徴をもって...

すると酸水素化ランタン中の水素量が増えて酸素量が低下し、ヒドリドが動きやすくなった。 ヒドリドは水素のマイナスイオンだが、イオン直径が酸素イオンと同程度と大きい。物質中の酸素が減ると...

重粒子線がん治療装置では、シンクロトロンと直線加速器により、炭素イオンを光速の約80%の速度まで加速する。... 高性能化については、現在は炭素イオンのみを使用しているが、これをマルチイオン化...

薄膜の結晶格子や表面欠陥を制御することにより、高いイオン伝導性を実現できた。... 酸化セリウムは、希土類の置換などにより、酸素イオン、電子、プロトンの3種のキャリア制御や伝導性が期待できる。 ...

従来の電極材と比べて10倍の酸素と反応性を示し、稼働温度を既存のSOFCの750度Cから500度Cに低減できる。... 今回開発した空気極は、ランタン・ニッケル酸化物(LaNiO3)と...

新開発の蛍光体はイオン結合性の化合物に発光元素「ユーロピウム」が添加され、その周りにフッ素と酸素イオンが配位されている。

京都大学大学院工学研究科の山本隆文助教と陰山洋教授らは、負の電荷を持つ水素イオン(ヒドリド)の基本的な性質を二つ発見した。 ... ヒドリドは酸素イオンの約2倍縮み、...

燃料電池や酸素センサーに利用される酸化物イオン伝導体の性能を5倍に高めた。... ランタンやイットリウムなどを候補として、添加元素の相転移温度や酸素イオン移動度などへの影響を網羅的に計算した。... ...

大阪大学大学院工学研究科の笠井秀明教授らの研究グループは1日、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の電解質内部での酸素イオンの伝導が量子トンネル効果によることを突きとめ、作動温度300度C...

材料表面に残りやすい酸素を別の化学反応に使うようにし、同材料を触媒として継続的にCO2分解を進める装置の開発も考えられる。 この材料はアルミナセメント成分の一つを、ナノメートルサイズ...

酸素イオンの移動で発電するSOFCは開発の歴史が30年あり、一般的な固体高分子型燃料電池(PEFC)と異なり、燃料水素の供給や触媒活性低下の問題も起こらない。

このうち、フッ素イオンと酸素イオンの量はプラズマ量が増加しても変わらなかったが、炭素イオンの量はプラズマの増加とともに減少した。

構造は酸素イオンと電子が移動することができる「混合伝導体」を金属電極で挟んだ積層型。入力電気信号の大きさや頻度に依存した混合伝導体内の酸素イオンの移動や電気化学反応を利用して、電気伝導特性を変えること...

東京大学大学院工学系研究科の水野哲孝教授らの研究グループは、現行のリチウムイオン電池(LiB)のリチウムイオンを、酸素イオンに置き換えて充放電できる電極材料を発見した。... 今回、こ...

シリコン基板にダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜を形成して、イオンビームで任意の形状に削った後にシリコンを溶かし、薄膜の構造物とする。... まず、任意の形状のマスクで基板を覆い、...