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[ トピックス ]
(2016/5/27 05:00)
【関連市場が拡大】
CDよりも高解像度な音質を実現する「ハイレゾ」が浸透しつつあり、イヤホンや再生機器などの関連市場が拡大してきた。ソニーマーケティング(東京都品川区、河野弘社長、03・5792・1000)は勢いを加速しようと、機器の販売にグループ企業で抱えるアーティストや楽曲を組み合わせて展開している。なじみのある楽曲でこれまでの音とハイレゾの差をはっきりと感じてもらい、魅力をアピールする戦法だ。
「自分の好きな音楽をハイレゾで体験してもらうのが一番響く」。モバイルエンタテインメントプロダクツビジネス部の新宮俊一統括部長は、自信をみせる。ソニーの最大の強みは、機器などのハードウエアだけでなく、レコード会社という“コンテンツ”も持つ点。アーティストや楽曲を入り口に、ハイレゾ機器の販売拡大につなげる。
最も古くから取り組んでいるのは、ヘッドホンや携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」などの...
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(2016/5/27 05:00)
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