[ 科学技術・大学 ]

富士通研、業務アプリを容易に修正−機能ごと分割・可視化

(2017/5/22 05:00)

富士通研究所(川崎市中原区、佐々木繁社長、044・754・2613)は、複雑化した業務アプリケーションを機能ごとに分割し、可視化する技術を開発した。これによりアプリケーションの修正や変更が容易になり、顧客の業務やビジネスの変化に迅速に対応可能になる。従来、業務アプリケーションは、業務の変更によって機能の追加や修正を繰り返す必要があった。

プログラムを解析し、内部構造を分割できる技術を開発。プログラムソースとデータベースへのアクセスログ情報を入力し、業務アプリケーションの内部構造を機能ごとに分割可能な境界を自動で見つけ出す。

2018年度中をめどに実用化し、さまざまな業種の業務アプリケーション分析へ適用を目指す。

(2017/5/22 05:00)

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