[ ロボット ]
(2017/7/12 05:00)
産業技術総合研究所技術移転ベンチャーのロボティック・バイオロジー・インスティテュート(RBI、高木英二社長、東京都江東区、03・6380・7100)と理化学研究所は、iPS細胞を培養するために実験手順の最適化技術を開発する。培養手技に含まれるノウハウや暗黙知を数値化して双腕ロボットで再現。均質なiPS細胞を安定して培養する。
RBIがロボットの実験計画、理研が細胞培養や細胞の画像データ整備を担当して、人工知能(AI)技術を活用した細胞診断基準を開発する。
培養手技をロボット化すれば、iPS細胞が目的の細胞に分化するばらつきを減らせる。培養手段のロボット化と細胞診断AIを組み合わせることで、完全自動培養が可能になる。
(2017/7/12 05:00)