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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/10/10 18:30)
【シドニー時事】オーストラリア大陸を縦断する世界最高峰のソーラーカーレースが8日開幕し、日本の4チームを含む38チームが参戦した。北部ダーウィンを出発後、動力源として太陽光を使い砂漠地帯を通過し、南部アデレードのゴール地点までの約3000キロを5日程度で走る。
隔年開催のレースは今大会が30周年の節目で、ゴールまでの速さを争う部門には、日本の4チームを含む25チームが参戦。技術の進展を受けてルールも定期的に見直され、今年車体に取り付けられる太陽光パネルは最大畳約2枚相当と、初開催時に比べ約半分の大きさに制限された。
東海大学は「オランダ、米国などのライバルに打ち勝つ」(木村英樹総監督)と3大会ぶりの優勝に意欲を示す。工学院大学は「2年間の集大成」(濱根洋人監督)と今大会を位置付け、名古屋工業大学は「30人が誠心誠意つくりあげたマシン」(原田直毅マネジャー)と車体に自信を示した。出場4回目の呉港高校(広島県)は「前回よりも順位を一つでも上げたい」(楠本盛久教頭)と上位進出を狙う。
(2017/10/10 18:30)