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[ ロボット ]
(2017/10/13 05:00)
【全国に100万棟】
「作業者が家屋の床下へ入ることに抵抗を持つ人は多い。ロボット点検は信頼性を得られる」。日本の住文化である古民家の保存や利用を促す全国古民家再生協会(東京都港区)は床下点検に自走ロボットを活用している。同協会の活動に深く携わるアステティックスジャパン(松山市)の河野公宏社長は、ロボット導入の狙いをこう語る。
古民家は伝統工法を使って建築し築50年以上たった家を指す。古民家は全国に100万棟以上あるとされ、保存や利用の継続には各種点検や補修が欠かせない。古民家再生協会は全国に60支部を持ち、古民家鑑定士や床下診断士、耐震診断士など各種資格試験による人材育成や、古民家所有者への保険、認定制度などを実施している。
同協会は古民家の状況を把握する業務の一つの床下診断に大和ハウス工業の自走式点検ロボット「モーグル」を採用した。アステティックスジャパンも含め6台を2016年末...
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(2017/10/13 05:00)
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