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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/12/20 05:00)
JR西日本は19日、保有車両の新幹線「のぞみ34号」で11日の運行中に生じた台車の亀裂状態などを公表した。該当の13号車の台車に発生した亀裂は側面約140ミリ、底面に約160ミリ、開口幅が最大13ミリメートルだった。台車は川崎重工業、モーターと歯車間の継ぎ手は三菱電機、歯車を収める歯車箱は新日鉄住金など関連メーカーも明かした。
今後は原因調査とともに、台車部位の詳細などを検査する。対策として、振動センサーなどを用いて車上・地上から異常検知するシステムの導入などを検討し再発防止に努める。
大阪市内で会見した吉江則彦副社長は今回の件を謝罪し「異常確認時は躊躇(ちゅうちょ)なく列車を止めるなど社員教育を徹底していきたい」と話した。
(2017/12/20 05:00)