[ 医療・健康・食品 ]

ニプロ、ガラス表面へのDLC成膜技術確立 医薬品包装容器に応用

(2018/1/11 05:00)

  • (ニプロ提供)

ニプロは慶応義塾大学理工学部の鈴木哲也教授と共同で、ガラス表面へのダイヤモンドライクカーボン(DLC)成膜技術を確立した。

DLCは人体に多く含まれ、生体組織から異物として認識されにくいという高い生体適合性がある。今回の成膜技術を、同社の医薬品ガラス包装容器に応用していく。

容器内の残液を少なくするのに効果がある高撥水性や、低摩擦性の性質も持つ。

薬液を垂らした際のガラス表面への接触角を比較したところ、DLC成膜していないガラスが29度に対して、DLC成膜したガラスは98度だった。

接触角の数値が大きいほど、ガラスに接した薬液がまとまっており、撥水性を発揮している。

(2018/1/11 05:00)

素材・ヘルスケア・環境のニュース一覧

おすすめコンテンツ

ゴム補強繊維の接着技術

ゴム補強繊維の接着技術

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン