[ ICT ]
(2018/2/9 14:30)
ソフトバンク会長の孫正義氏(ブルームバーグ)
ソフトバンクとヤフー、イオンがインターネット通販事業で提携することが9日、分かった。日本国内でもサービスを手掛けている米ネット通販最大手アマゾン・ドット・コムに対抗するのが狙い。
ヤフーとイオンはすでに自前でネット通販サイトを運営しているが、アマゾンに比べると存在感は小さい。ソフトバンクとヤフーが持つ顧客基盤と、イオンの食品をはじめとする幅広い商品力や物流網を組み合わせ、より影響力のあるサイトを構築する方針だ。
ネット通販の普及により、総合スーパーや百貨店など旧来型の実店舗の売り上げは伸び悩んでいる。最近では、セブン&アイ・ホールディングスがアスクルと組んで生鮮食品の通販事業を開始。楽天が米ウォルマート傘下の西友とネットスーパーを始めると発表するなど、ネットと実店舗の融合を目指す動きが相次いでいる。(時事)
(2018/2/9 14:30)