【電子版】玄海原発、3号機が発送電開始 4月下旬にも営業運転―九電

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  佐賀県玄海町の九電・玄海原発3号機（中央）。左は4号機（23日午前、唐津市鎮西町から撮影、時事）

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  九電・玄海原発3号機の原子炉を起動する中央制御室の運転員ら（23日午前、佐賀県玄海町、代表撮影）

　九州電力は25日、再稼働した玄海原発3号機（佐賀県玄海町、出力118万キロワット）で発電と送電を始めた。段階的に出力を上げ、4月5日以降、出力100％のフル稼働状態になる見通し。原子力規制委員会の最終検査を経て、同月下旬に営業運転に移行する。

　中央制御室では25日午後2時半ごろ、運転員が制御盤のスイッチをひねり、発電機と送電線をつないだ。

　九電は今月23日、約7年3カ月ぶりに玄海3号機を再稼働した。4号機は4月に原子炉に核燃料を搬入し、5月に再稼働させる予定。（時事）