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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/3/26 21:30)
地道な誘致活動実る
プロ野球日本ハムが本拠地を札幌ドームから移し、北広島市の「きたひろしま総合運動公園」を新球場の建設地とすることを決めた。同市は2016年5月に移転構想が表面化した直後に誘致を表明、「究極の地方創生」と位置付けた。「道立真駒内公園」への誘致を目指す大都市札幌と熱を帯びた競争が繰り広げられたが、上野正三市長を中心に取り組んだ地道な活動が実った。
日本ハム新球場予定地(時事)
「これからがスタートで、責任の重さを十分に感じている」。26日夜記者会見した上野市長は引き締まった表情で語った。
課題は札幌市から新球場への交通アクセス。北広島市は球場に隣接する新駅開設を想定しているが、JR北海道などとの本格的な協議はこれからで、上野市長は「JRとは細部にわたって協議していきたい。札幌市内からのシャトルバスなども考えていかないといけない」と強調した。
一方、札幌市の秋元克広市長も同日会見し、「非常に残念という思いでいっぱいだ」と述べた。(時事)
(2018/3/26 21:30)