オークマ、旭精機の株売却 筆頭株主外れる

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【名古屋】オークマは旭精機工業の株式４３万９００株（株式総数の１５・２％）を１０億７９８３万円で旭精機工業に売却した。旭精機工業の自社株買いに応じた。オークマは１９・４％を保有する筆頭株主だったが、売却で５・０％となり、持分法適用関連会社から外れる。売却でグループの資産効率を向上する。

旭精機工業はオークマの銃弾事業が独立する形で１９５３年に創業して以来、オークマが筆頭株主だった。旭精機工業の筆頭株主は古河電気工業に移り、保有比率は２０・６％になった。

オークマは花木義麿社長が旭精機工業の社外取締役を０８年から務めてきたが、６月末に退任し、代わりに尾形昭彦監査役が就任する予定。