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[ 医療・健康・食品 ]
(2018/5/14 17:30)
【キンシャサAFP=時事】アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)を訪問した世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は13日、北西部ビコロでエボラ出血熱感染が疑われる患者の報告を新たに受けたことを明らかにした。既に18人が死亡している。
感染が疑われた患者数は35人に達しており、うち2人は検査の結果、感染が確認された。今後は試験段階のワクチン投与を行う予定で「16-17日には現地に届く」と事務局長は語った。
首都キンシャサでカビラ大統領と会談した事務局長は「コンゴ政府の強い指導力」を称賛。さらに国連児童基金(ユニセフ)や国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」などとの「良好な協調関係」を評価した。2013年12月にギニアで始まったエボラ出血熱の感染拡大では、隣国のリベリア、シエラレオネも含め1万1300人以上が死亡した。
(2018/5/14 17:30)