[ 機械 ]
(2018/6/14 05:00)
ドイツのエンジニアリング会社、シーメンスは発電所向け大型ガスタービン製造事業について売却を含む戦略的な選択肢を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
協議内容が公になっていないことから匿名で話した関係者によると、シーメンスは競合他社との統合など、あらゆる可能性を探っている。発電所向けのガスタービン製造はかつてパワー・ガス部門の旗艦事業だったが、最近は不振が続いていた。シーメンスは正式な決定を何も下しておらず、最終的に低迷を乗り越えて事業を維持する可能性もあると、関係者は述べた。
シーメンス広報は市場の臆測にはコメントしないと述べた。同社はガスタービン事業のみの業績を公表していない。同事業が属するパワー・ガス部門は1-3月(第1四半期)に会社全体の売上高の15%を稼いでいた。(ブルームバーグ)
(2018/6/14 05:00)