[ ICT ]
(2018/7/3 20:00)
米フェイスブックは、政治コンサルティング会社ケンブリッジ・アナリティカがフェイスブックのユーザーから個人情報を入手した問題を巡り既に米議会や規制当局の調査に直面しているが、さらに多くの連邦監督当局の調査も受けていることが分かった。この問題に関するフェイスブックの情報開示が新たな調査の焦点となっている。
フェイスブックは2日、2016年の米大統領選でトランプ氏の選挙運動に携わったケンブリッジへのデータ流出に関する調査で、証券取引委員会(SEC)や連邦捜査局(FBI)と協力していることを明らかにした。同社は既に連邦取引委員会(FTC)の調査を受けていると、ブルームバーグが3月に報じていた。
フェイスブックの広報担当者は電子メールで「米国や英国などの当局と協力している」と説明。SECやFBIの調査については米紙ワシントン・ポストが先に報じていた。(ブルームバーグ)
(2018/7/3 20:00)