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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/7/11 14:30)
ドイツのダイムラーは来年、カリフォルニア州の公道で自動運転シャトルの運行サービスを開始する計画だ。アルファベット傘下のウェイモといったハイテク企業や同業のBMWとの自動運転車を巡る世界的な競争がさらに勢いづくことになる。
ダイムラーと自動車部品メーカーの独ロバート・ボッシュが11日に共同で発表した資料によると、このサービスは2019年下期にサンフランシスコのベイエリア(湾岸地帯)でテスト用車両を使って開始する。ユーザーがアプリを通じて車を手配すると、決められた場所に車が到着する仕組み。成功すれば、カーシェアリングや配車サービス「マイタクシー」、目的地に最も短い時間でたどり着く方法を提示するアプリ「ムーベル」を展開する同社のモビリティーサービスが拡充される。
ダイムラーとボッシュは昨年、自動運転車への取り組みをスタートさせた。今回の発表は両社が23年のロボットタクシー導入という当初の目標から計画を加速させていることを示唆するものだ。米ゼネラル・モーターズ(GM)は19年までに米主要都市で「シボレー・ボルト」の電動車両を使ったロボットタクシー事業を開始する方針。配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズもこの期間にボルボのスポーツタイプ多目的車(SUV)「XC90」の自動運転車を投入すると表明している。(ブルームバーグ)
(2018/7/11 14:30)