[ ICT ]
(2018/8/6 12:30)
仮想通貨ビットコインでコーヒーを買うのは難易度の高いことだが、米スターバックスがそれをより簡単にしてくれるかもしれない。
同社とインターコンチネンタル取引所(ICE)は、仮想通貨を世界の商取引との統合を深めることを目的としたベンチャー企業「Bakkt」を設立する。
昨年、驚異的な相場急騰を遂げたビットコインだが、現品の売買に広く使われている国はほとんどない。ビットコインをさらに普及させる取り組みの一環として、ICEは先物契約を11月に導入する計画だ。これは、契約を購入した人が満期に現金でなくビットコインを手にする現物引き渡し型の契約で、その点が米国内の競合CMEグループやCBOEグローバル・マーケッツがすでに導入した先物とは異なる。
ICEによると、スターバックスとマイクロソフトがすでに「デジタル資産の売買、保管と消費」で消費者や各種団体を支援する取り組みに参画した。ただこれら企業は時期的めどを明らかにしていない。(ブルームバーグ)
(2018/8/6 12:30)