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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/10/29 18:30)
【ジャカルタ=時事】インドネシアの格安航空会社ライオン航空の旅客機がジャワ島北部沖に墜落した事故で、同機が離陸後間もなく、「引き返す」と空港に伝えていたことが29日、分かった。運輸省が明らかにした。重大なトラブルが生じていた可能性が高く、当局は搭乗者の捜索とともに、ボイスレコーダーの回収を急いでいる。
ライオン航空によると、墜落した旅客機はボーイング737MAX8で、8月15日に就航したばかり。機長は6000時間以上、副機長は5000時間以上の飛行経験があった。
インドネシア政府によると、乗客と乗員は計189人。このうち2人は幼児で、20人は財務省の職員だった。在インドネシア日本大使館によれば、報じられた乗客名簿に日本人と思われる名前は見当たらない。
旅客機はJT610便。首都ジャカルタ近郊のスカルノハッタ空港を29日午前6時20分(日本時間同8時20分)に離陸し、バンカ・ブリトゥン州に向かったが、同33分、高度約2500フィート(762メートル)を飛行中に連絡が取れなくなった。
(2018/10/29 18:30)