【電子版】ダイムラーとBMW、自動運転車の開発で提携 20年代半ばにレベル4

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  両社の発表によれば次世代運転支援システムと高速道路でのレベル3/4技術について、20年代半ばまでの市場投入を目指すという（BMW提供）

【フランクフルト＝時事】ドイツ自動車大手ダイムラーとBMWは28日、自動運転技術分野で提携すると発表した。世界の高級車市場で長年のライバルだが、研究開発費がかさむ自動運転では手を組み、異業種との競争に臨む。

　両社は既にカーシェアリングなど移動サービス分野で事業統合を進めている。今回の提携では、先進運転支援システムや高速道路での自動運転に関連する次世代技術の研究開発に共同で取り組む。

　ダイムラーのケレニウス次期社長は「自動運転は業界にとって最も革命的な潮流だ」と強調した。

　自動運転分野では、ホンダと米ゼネラル・モーターズ（GM）が昨年10月に提携を発表したほか、独フォルクスワーゲン（VW）と米フォードも協力を模索している。