[ 機械 ]
(2019/7/17 05:00)
鍛圧機械と塑性加工、レーザー加工の最新技術・製品の専門展示会「MF―TOKYO2019 第6回プレス・板金・フォーミング展」(日本鍛圧機械工業会、日刊工業新聞社主催)が7月31日に東京・有明の東京ビッグサイトで開幕する。主要出展企業の展示内容を紹介する。
【富士機工/一度でバーリング・タップ加工】
富士機工(東京都武蔵村山市、042・560・7871)は、バーリング加工とタップ加工を同時にできる「バーリングタッパー=写真」を出品する。不慣れな作業者でも使いやすい。板1枚当たりの加工数、加工した板枚数をカウントし、ブザーで加工忘れを防止する。タップ回転数を制御し、ネジピッチごとのギア調整が不要。
【ユタニ/3次元フィーダー3割高速化】
ユタニ(大阪府八尾市、072・943・1213)は、従来機比33%高速化した3次元トランスファーフィーダー(写真)を出展。プレス間ピッチ2400ミリメートル、毎分40回のストロークで同期運転可能。形状に応じ2本バーの両側チャックと上面吸着の2方式が選べ、多様な加工対象物(ワーク)を搬送できる。
【シルバーロイ/100種類以上の超硬材料を展示】
シルバーロイ(兵庫県加西市、0790・44・0603)は、金型や工具などの材料に使われる超硬材料(写真)を100種類以上展示する。高靱性の冷間圧造用や、磁石製造用など、各用途向けの超硬材料を幅広くそろえた。会場では経験豊富な営業担当者が材料選定やコスト低減といった、来場者からの相談に対応する。
【サンアロイ工業/鍛造金型向け超硬合金を紹介】
サンアロイ工業(兵庫県福崎町、0790・24・2280)は、鍛造金型用を含む超硬合金(写真)を出展する。耐摩耗性が高く割れにくい「RXシリーズ」や、焼き付きが生じにくく長寿命につながる「Pシリーズ」などを紹介する。合金素材以外にも切削や研削といった加工を施し、納品できる点も来場者にPRする。
【協和マシン/L曲げ加工機に幅狭対応機種】
(2019/7/17 05:00)